ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。私は30年ほど、いろんな事業を立ち上げて、会社を経営してきました。26歳から42歳まで、建設関係の会社を2社ほどやっておりましたが、思うところあって、解散して今の仕事をやっております。円満に解散したので、元従業員とも、今でも付き合いがあり、先日、8名ほどと飲み会をしてきました。その時の話をシェアしたいと思います。あなたにも役に立つお話だと思いますので、ぜひ、最後まで読んでくださいね。—————————————————懐かしい話に花を咲かせていると、みんなが口を揃えてこう言いました。「仕事がほんとにきつかったんで、泣きそうでしたよ。」「でも、社長に鍛えてもらったから、おかげで強くなりましたよ。」まぁ、そう言ってもらえるなら嬉しいですけど…。みんな独立したり、今の会社で活躍したり本当に頼もしいものです。私は誰にでも分け隔てなく接しているつもりでしたが、音を上げて辞めていった人も少なくありません。同じような経験をしても、今に活かすことが出来た人、活かせなかった人、その違いはなんだろう。あなたは、何が違うと思いますか?私は、経験から学ぶ気持ちで臨んだかどうかだと思います。活かせた人は、経験から何かを学ぼうとしたから。だから、失敗しても次はもっと工夫したり、うまくやれたときにコツを掴んだりできたと思います。生かせなかった人は、経験をただの辛い出来事としか思えなかったから。「嫌だなぁ、辛いなぁ、なんでこんな苦しい思いをしないといけないんだろう。」そんな考えに頭の中を支配されていては、得るものは少ないですよね。そこの違いだと思います。あなたは、このお話どう思いますか?私は認知行動療法も同じだと思います。辛い症状と闘いながら、苦手な場面にチャレンジしていく事は、とても辛いです。「なんでこんな辛いことをしないといけないんだろう。」と言う気持ちになってもおかしくないかもしれません。でも、同じように苦手なことにチャレンジするのであれば、せっかくの頑張りを活かしたいと思いません?ならば、このチャレンジが必ず症状の改善につながると信じて、無理なく小さな1歩を出し続けること。そして、その経験から学んで次に活かしていく。その繰り返しをコツコツ続けた先には、あなたの望む生活が待っています。認知行動療法の実践に失敗と言うものは何一つありません。うまくいけば自信になり、何があっても学びとなる。この考えは、病気の治療にも、仕事や生活をしていく上でも通用します。病気の治療を通じて学んだ事は、決して無駄ではありませんよ。治療を通じて、あなたをより幸せに。そんな思いで、私は毎日、心の病と向き合っています。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 経験を生かせる人、生かせない人