ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

クライアントのHさんが、

こんな不安をお話ししてくれました。

「主人の出張が一週間始まるので、

とても不安です。」

「すぐ帰って来られないとか

何があってもすぐ来てもらえないとか

考えたりすると、

発作が起きるんじゃないかと

不安です。」

あなたも、

こんな症状はありませんか?

「何かが起きるのではないか?」

「大丈夫じゃないか。」

これは、両方とも

自分の思い込みによるものです。

多くの人は家では発作が起きにくいですが、

それは、なぜだと思いますか?

答えは、

“安心しているからです。”

Hさんは、最近家で発作が起きそうな

経験が増えているから

不安になってしまうので、

起きそうになるんですね。

ご主人が家にいて、

すぐに来てくれると安心ですが、

発作を止める技術を

持っているわけではないのです。

Hさんが安心したから止まるのです。

要するに、発作の引き金を引くのも、

止めるのもHさん自身ということです。

パニック発作は自分で

コントロールできる病気です。

自分が安心感を持つように

思考をコントロールすることが

大切です。

ご主人が出張でいなくて

不安になったら、

「主人が居なくて、不安になると

余計に発作がつながるから、

とりあえず○○しようかな。」

○○は、Hさんが夢中になれる

何かですね。

恐怖に突入しないで、

気持ちを外すことがコツなのです。

不安で一人では

いられないという方は、

“パニック症状は、

自分ではコントロール出来ない”と、

思い込んでいます。

これは、間違いです。

あなたも、症状に

とらわれそうになった時に、

何かのはずみで気持ちがそれて、

気が付いたら症状が消えていた

なんて経験があると思います。

なので、悪い思い込みを、

正しい認知に変える事こそ、

大切な治療なんですね。

あなたも悪い思い込みに、

とらわれないように

頑張ってくださいね。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!