ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

”原因があって結果がある”

昔から使われている言葉ですが、

あなたも、

聞いたことありますよね。

これは、病気はもちろんのこと、

すべてに当てはまることだと

思っています。

ある医者は、

「パニック発作は、突然起きるもので

原因はない。」

と、言ったと聞いたことが

ありますが、絶対にそれはありません。

ちゃんと原因はあるんです。

症状だけにとらわれていると

見逃してしまいますので、

いろんなことにアンテナを張る

必要があります。

クライアントのIさん

(37歳女性)は、

パニック障害になって

10年が過ぎました。

外出もできないわけではないですが、

たまに強く症状が出るので、

改善も一進一退が続いています。

こういう時には、

強く症状が出る時のパターンを

読むことが大切なんですね。

Iさんは、いつもご実家の

用事などがある時に、

発症することが多いことが

わかりました。

そこで、両親やお兄さんとの

関係を伺うと、

そこに大変なストレスを

抱えていたんですね。

幼少期の経験から、

特にお父さんとお兄さんに

対する怯えと、

傍観者になるお母さんに対する

寂しさを抱えていたんですね。

でも、ご家族が悪いばかりではなく、

“悪く解釈してしまうような

思い込み”がありました。

出来事は解釈を変えることで、

良くも悪くもなります。

これを、“リフレーミング”と、

言います。

Iさんは行動療法をしながら、

ご家族との関係をリフレームしていき、

大きく症状改善につながったんですね。

あなたも、パニック症状が

強くなる時の、パターンが

あると思います。

苦手なところに行く時も、

そうなると思いますが、

あなたが、何を感じていたかに

注目することが大切です。

これは、あなた自身を、

客観視することが必要です。

でも、なかなか難しいと思いますので、

セッションを受けることが

一番いいとは思いますが、

第一歩として、ご自分のことを

俯瞰で見る習慣をつけることを

お勧めいたします。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!