ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

先日、頑張って苦手なことに、

チャレンジしている
Nさん(24歳 女性)が、

「先生、今度は、

ちょっと緊張してしまいます。

自信ないです。」

少し弱気にこんなことを

言うんですね。

 どうしてかと、尋ねると、

「今まで実践していないことに
初めて挑戦するから。」

なんですね。

Nさんは、今まで乗り物に関する
実践を頑張ってきました。

 大分自信がついてきたので
今度は、美容院や病院に
挑戦することにしたんですが、

 「今まで、

辛かったことしかないので
不安でたまりません。」

と、おっしゃいます。

 なるほど、それは不安になっても、

当たり前かもしれません。

ここで不安になる方は、

他にも結構

いらっしゃるんですね。

 でも、よく考えて見て

ほしいんです。

不安な気持ちは、

“症状と自分が

作り出していること”

なんですね。

 例えば、
乗り物で自信がついたのは、

”不安なのに頑張って症状に耐えて
行動し続けたから。”

 最初は、今回の病院や美容院と

同じように不安で緊張で、

とてもつらかったんですね。

乗り物に乗る時と、

病院や美容院に行くときに、

どう考えていたかを

比べてみましょう。

 「美容院や病院は

逃げられないから。」

 ↓

 走っている電車の方が、
完全に逃げられないけど
乗れるようになっている。

 病院や美容院は

辛かったことしか
ないので。

 ↓

 それは、電車も同じでしたよね。

と、いうように、
難易度を高くしているのは、
自分なんですね。

 なので、Nさんに

「どうですか。

今まですごく頑張って
できていますよね。」

と、お話すると、

 「そうですね~。
なんであんなに

緊張したのかなぁ~。」

「頑張っていってみようかな~」

と、照れくさそうに
笑ってくれるのでした。

 ——————————-

 パニック障害の方は、
どうしても考え方のクセが

ついてしまうことがあります。

 それは、

 ”悪いことは過大評価して
良いことは過小評価、
もしくは忘れてしまう。”

と、いうあまりにも
もったいない考え方の

クセなんですね。

あなたは、こんなふうに
考えてしまう時はありませんか?

 それでは、自分で緊張をつくって
発作を起こしてしまいます。

 それでは、もったいない。

 あなたも、くれぐれも
ご自分が頑張ってできたことを
忘れないでくださいね。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!