ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。クライアントのDさん(42歳 女性)は、会食恐怖に苦しんで5年になります。最近は、家族や友人なら、一緒に食事ができるようになってきました。「先生、友達と焼肉を食べてきました。」そんな報告をLINEでいただきましたので、「よかったですね。次も楽しく食事行けそうですね。」と、返信すると、「え~、いけますかね~。わかりませんよ。」と、お返事が返ってきました。体調に波があったり、変化しやすい病気ですから、心配になるのも無理はありません。でも、「いいえ。わかりませんよ。」と、最初から構えてしまう必要はないと思いません?ちょっと、心配でも、「次も楽しめるといいな。」と、思えばいいのに。でも、これは、クライアントさんあるあるで、セッションしていると、よくある会話なんですね。そんなDさんの気持ち、あなたもわかりますよね。では、なぜ楽観的に考えることを嫌がるのか。いろんな理由があると思います。症状によるものだとか、今まで不安でいることが多かったので、思考のクセになっているとか。改善傾向が進み始めた時に、 よくあるのが、楽観的に考えてダメだったら、がっかりして落ち込むのが嫌だから。悲観していて、「やっぱり。」と思う方が、心が楽だから。期待から、落胆するのと、最悪を予想してその通りになるのでは、メンタルダメージは、前者のほうが何倍も大きいです。なので、それを避けたくなるのは、仕方がないことなんですね。それだけストレス耐性も下がっているといえるのですが、“好不調の波を恐れていると、余計に波を大きくしてしまう。”ということにもなるんですね。良い時と悪い時は、誰にでもあることです。ちょっと頑張るを大切に行動していれば、“結果は出ていないように見えても、水面下でポジティブな変化は起きているんです。”どんな病気や怪我でも、治るのには時間がかかります。なので、一発で結果を出そうとしない。“勇気をもって不調を受け入れる。”これも、大切な治療の心構えだと思います。あなたも、焦るときはあると思います。症状が怖くて、立ち止まってしまう時もあるかもしれません。そんな時は、今日のお話しを思い出してくれたら、とてもうれしいです。ユルユル頑張って^^最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 あなたは、なぜ不安を選択するのか