ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。あなたは、この病気によって、出来なくなってしまったことはありますか?それは、どんなことでしょうか?人混み? 外出?それとも渋滞に会うことですか?私は、セッションで、症状が怖くて、出来なくなってしまったことを、出来るようにするために、“3ステップ認知行動療法”をお伝えしています。簡単に言うと、“病気の原因を知り”、“適切な計画を立て”、“実践と検証をしていく”。この、3ステップなのですが、今日は、実践を成功させるコツをお伝えしようと思います。怖くてできないことがある方は、最後まで読んでくださいね。——————————–クライアントのMさん(37歳 女性)が、こうおっしゃいます。「ちょっと遠くのショッピングモールに行きたいと思っても、「まあ、いっか~」と、思ってしまいます。」「これって、逃げていますよね。」「私って、まだまだ治っていないです。」なるほど。こういう話は、クライアントさんの改善経過で、良く伺うことなんですね。そんな時に、逆に質問する言葉があります。「それって、本当にやりたいですか?」確かに、どんな時にでも、どんなところにでも、スイスイ行けるようになりたい。そう思うのは、普通のことです。でも、人は本当にやりたいこと、やるべきことに対してアクション出来ればいいわけです。Mさんは、ショッピングモールに行きたいようですが、本音でいえば、「せっかくの休みに一人で行くぐらいなら、今度、友達と行こうかな。」「なら今日は、家でゴロゴロしていたほうが、いいんじゃない?」心の底では、そう思っているわけです。さほど、やりたくないことまで、無理してやる必要はありません。“本当にやりたいことができるようになる。”これが、目標だと思うんですね。なのに、みんなが行っているから、そこに行かないといけない。みんな出かける時期だから、出かけないと恥ずかしい。そんな、“他者比較”に、とらわれることを手放す。これが、自分に対するストレスを減らし、この病気を卒業する大切なことだと思うんですね。人は、“ちゃんとした動機があれば、困難を乗り越えることができる力を持っています。”なので、“本当に行きたいところに行く。”“本当にやりたいことをやる。”ここに素直になって、チャレンジすることを心がけていただきたいんですね。心からやりたいことだけやれればいい。そんな素直な心を持つことも、症状改善にとても役立つことなんですよ。———————————–クライアントさんは、自分の中で、“こうじゃないと、治ったとは言えない”といった考えがあります。目標としてはそれでいいんですが、時として、自分の思い込みもあるように感じます。出来なくてもいいことまで、やろうとして、自分でハードルを上げている。例えば、イヤイヤ人と会うとか、行きたくないところへ行くとかですね。私なら、そんな時は、はっきり断ってしまいます。イヤイヤ行くことは、逆に失礼なようにも感じますしね。あなたは、いかがですか?知らず知らずのうちに、無理していませんか?そんな無理は、捨ててしまっても大丈夫!より、生きやすくなるだけなので、ちょっと勇気を出して、素直になってみませんか?最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 苦手な場所にチャレンジするコツ