ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

先日、休日に、
幼馴染のNと会いに行きました。

Nとは、ず~っと友達で
今でも出来るだけ
会うようにしているんですね。

そんなNは、堂々としていて、
ちょっとコワモテな感じの男です。

そんなNは人から、

 ”何も動じない性格”
と、言われていました。

でも、幼馴染の私は、
Nのことを

よく知っているんですね。

元々彼は、神経が細やかで、
繊細な心の持ち主なんです。

そんなNは、
子供の頃、病弱でした。

 幼稚園にも馴染めませんでした。

小学校もいつも
保健室で寝ていました。

そんな弱かったNが、
今の堂々としたNに変わるのには、

心境の変化があったんですね。

どんな変化が
あったのでしょうか??

Nに聞くと、

「悔しかったんだよ、弱い自分に。
学校で嫌なことが
起きるんじゃないかと、
いつも怯えていた。」

「でも、そんな風に
先のことを心配しても
しょうがないって思えたんだ。」

Nは、それ以来、

「ビクビクと先のことを
心配するのをやめた。

時間がもったいないから。」

とのことでした。

そして、

 ”思うようにできなくてもいい、

今、できることを頑張ればいい。
先のことなんて考えなくていい。”

 そう、思えるようになったんですね。

Nは、私にこう話してくれました。

「俺、よく
”何も動じない”って

言われるけど。」

 「そうじゃなくて、

 ”余計なことを考えない”

ようになったんだよね。」

子供の頃と同じ笑顔で、
私に話してくれるのでした。

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あなたは、パニック発作が

起こるんじゃないかと、

 先のことが
不安になってしまうことは

ありませんか?

パニック発作の苦しみは、
言葉では表せないほどの辛さです。

と~っても怖いです。

なので、不安になることは、
仕方がないことかもしれません。

でも、
辛いパニック発作が
起きて欲しくないのなら、

一番、起きないような
ことをするといいんですね。

それは、

“余計な心配をしないこと。”

先の心配をしても、
無駄なストレスを心に注ぎ込むだけ。

大体、先のことなんて
預言でも外れるぐらい

わからないものなんですね。

 ですから、あなたも、
先の余計な心配ではなく、

 ”今、自分に何ができるか?”

を、考える習慣を

つけてみませんか?

 楽しみながら仕事をする、

 楽しみながら家事をする、

 大好きな趣味に没頭する。

 そんなことを今、この瞬間に
やってみたらいかがでしょうか?

要するに、

“今を生きるんです。”

そんな、小さな楽しみの積み重ねが、

  あなたの症状を、
少しずつ改善させていくんですね。

将来のために生きているんじゃない。

今日を毎日生きている。

そんな風に、

思って、今この瞬間を

楽しみましょう。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!