ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。あなたは、食欲はありますか?不安、パニックなど、自律神経失調系の病気は、その人によっていろんな体の場所に症状がでるものですが、喉、食道、胃腸などはその代表格ともいえるんですね。これらの臓器が不調になると、食欲がなくなり、摂食障害にもなりかねません。今日は、パニック障害など、自律神経失調からの摂食障害についてお話します。————————————-摂食障害は、PTSD(心的外傷)が、発症のきっかけになることと、喉や胃腸の不調からなる場合があります。ストレスも関係しているので、状況や環境にも左右されやすく、症状の出方も様々です。クライアントのSさん(35歳 女性)は、自宅以外では食事ができません。自宅でも調子が悪いと食べられないんですね。なので、どんどん痩せてしまい、職場の友人にも気づかれてしまいました。一時期、Sさんを太らせようと、ランチや居酒屋で、「ハイっ、あ~ん」と言っては食べさせてくれようとしたそうです。いい友達ですね。^^でも、どうしても食べられなかったSさん。友達が食べることになり、代わりにみんなが太っていったそうです。^^;今は申し訳なくて、お昼休みも、アフター5も断るようになったそうです。自宅でも食べられずに、仕事から帰ってきたら寝てしまいます。そんな状況から、セッションのスタートでした。私はまず、お昼休みをみんなと食事に行くように勧めました。「食べられなくても、飲み物だけでいいじゃないですか?」「気が向けば、ちょっと食べればいいんです。」自宅では、まず寝る。そして、すっきりしてから食べてみる。こういうルールにしました。Sさんのケースだと、無理に現状を変えようとしない方がいいんですね。それよりも、現状を受け入れて、“自己肯定感”を上げることを優先させました。「食べなくてもいいんですよ。」「食べられるように食べれば大丈夫ですよ。」と、言うことなんですね。Sさんは、「友達の親切を踏みにじった。」と、自分を責めて一人でいます。自宅でも、「寝てしまい、家族とごはんを食べないわがままな娘だ。」そう思っています。こんなに自分を責めたらつらいですよね。Sさんだって、精一杯頑張っているんです。自分を責める必要は、“全くありません。”「誰だって食べたくないときは、食べなくていいんです。その方が自然です。」そうお話しすると、「ですよね。私はちょっと多いけど、、、。」と、笑うSさん。その後、いろんなパターンで、楽しく食べる経験を増やすことで、少しづつ食事を楽しめるようになってきました。————————————-心の病だけでなく、全ての病気やけがの治療に一番のマイナス要因は、“自分を責める気持ち”です。これだけは、百害あって一利なしです。いろんな状況や、環境があり、一人一人思考が違うのですが、自分を責める必要は全くありません。あなたは、どうですか?ご自分を責めて辛くなる時はありますか?気持ちはわかりますが、どうか、あなたは、あなたの一番の味方でいてあげてくださいね。応援しています。^^最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 摂食障害の治療に一番大切なこと