ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。パニック障害などは、再発しやすく“治るのは難しい”と思われている病気です。もしかすると、あなたも、そんな風に思っているかもしれませんね。(実際は、そんなことはありませんよ^^)再発防止には、日常生活のストレスをいかに解消していくかが大切になってきます。私のクライアントIさん(44歳女性)も、再発を繰り返してセッションを受けに来ました。参考になる事例だと思いますのでシェアしますね。ぜひ、最後まで読んでくださいね。————————————–Iさんの再発には、パターンがありました。それは、必ずご家族の介護が終わった後に発作が起きるというものでした。義父が脳梗塞になったときにお世話をして、他界された時に一度目。義母が認知症になったときに介護をして施設に預かってもらえた時に二度目。お世話が終わると、発作が起きて寝込んでしまいました。高齢化がすすんでいる今の時代、介護は他人ごとではありませんよね?こういう家族の大変な時に、どう乗り越えていくかも、再発防止に大切なんですね。まず、Iさんは、真面目で、いろんなことを自分で被ってしまう傾向が強いです。さらに、長男の嫁なので、「自分がお世話をしなくちゃ。」という気持ちが強かったようです。そうして無理をしすぎる、、、、。さらに、自責思考も強いので、義父が亡くなったときも、「私はちゃんとお世話できたんだろうか、、、、。」義母を施設に預けたときも、「私は、薄情な嫁なんじゃないかな、、、、。」そうやって、自分のことをどこか責めてしまう、、、、。そんな思考のクセが強いことがわかりました。私は、「人は出来ることしかできないのだから、クヨクヨしても仕方がありません。」「あと、自分一人で全てを背負うことはやめましょう。」「苦労は分け合うこと。だからこそ喜びもみんなで味わうことができる。」「そうすれば、幸せは何倍にもなりますよね。」そういうと、Iさんは涙ぐんで、「そうですね。わかりました。」と、言ってくれたんですね。———————————————–介護だけでなく、家族になにか起きた時、一番気をつけて欲しいのは、“一人で背負って共倒れすること”そうならないためにも、ご家族で相談して、仕事を分担するなり、早めに専門家に相談するなりみんなで決めていきましょう。人に助けを求めたり、誰かに預けたりすることは、甘えでも、逃げでもありません。“自己犠牲の精神”は、時として素晴らしいですが、ストレスフルなので、あまり感心しません。家族のためにも、あなた自身が健康でいられるような、選択をすることが大切です。あなたは、無責任で逃げるような人ではありません。“一人で被らない。”“自分を責めない。”こんな思考が再発防止と、より健康で幸せに暮らすための第一歩だと思いますよ。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 あなたが再発しないために大切なこと