ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、自宅でくつろいでいると、友人Nから電話がかかってきました。「ちょっと教えて欲しいんでけど、」Nが電話してきた理由は、「”お酒をやめたい。”ので、良い方法がないか?」とのことでした。Nは、大変な酒豪で、毎晩、お酒を飲んでいるそうなんですが、肝機能の数値が大変高く、禁酒の指導が出たそうなんですね。「一日の仕事を頑張ったんだから、お酒ぐらいいと思うんだけどなぁ。」うーん、Nの場合は、とてもやめにくいんですね。なぜならば、これは、メリットとデメリットのバランスの話なんですね。メリットは、「会社で評価が上がる」「健康になるらしい」など。では、デメリットは「禁酒という辛さ」「晩酌でストレスが和らぐ」などなど。これでは、禁酒のメリットの方が明らかに弱いんですね。なので、私は、このような提案をしたんですね。①とりあえず一ヶ月限定でもOKのつもりで、禁酒する。(無理なく少しずつ酒量を減らす)②お酒とおつまみ、飲みに行った代金相当額を、飲んだつもりで貯金する。③軽い運動を実践する。この三つだけでいいので、一ヶ月先の再検診まで頑張れと伝えました。①は、一ヶ月ならできるし、再検診でいい結果が出て評価されれば、嬉しいはず。②は、意外にもたくさんのお金を使っていることを、実感すると、思います。③は、軽い運動でも始めれば、健康な体になってきていることを実感しやすいんですね。このように、禁酒のメリットを感じやすくすることで、継続しやすくなると思います。「N、とりあえず一ヶ月と思って頑張れよ。」すると、「うーん。死ぬ気でやってみるか。」Nにとっては、一ヶ月の禁酒は命懸けだったんですね。まあ、大好きな人にとってはそうですよねぇ。——————————-良い生活習慣をつけるには”良くないけど、楽しい習慣をガマンしないといけません。”これは、ちょっと難しいと思うんですね。なので、代わりの楽しみを見つけること。これが、ちょっとしたコツなんですね。あなたも、病気の治療を辛く感じた時があると思います。そんなときは実践のなかにも少しだけ楽しい部分をつくるようにしてくださいね。頑張った自分へのご褒美です。実践のあとには、スイーツを食べる人もいますし、給料日に自分へのプレゼントを買う人もいます。こうやって楽しみながら実践していきましょう。あなたも、これからは楽しむことを忘れずに頑張っていきましょうね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 良い習慣をつけるコツ