ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、Aさん(27歳 女性)が辛い思いを綴ったメールをくださいました。「私は、ダメな人間です。」こう始まった文章は、Aさんが精神疾患を発症してからの辛い出来事が書いてありました。その辛い出来事の全てのことが、「精神疾患になった自分の弱さのせいだ!」と、締めくくられていたんですね。私は、読んでいて、涙が出そうでした。でもね。仮に、もし仮に、おっしゃるとおりにAさんの弱さが悪いとしても、Aさんが、ダメな人間だとしても、私は、そんなことは関係ないと思います。誰かが、Aさんを非難しても、「それがどうした!」と、私は言ってやりたいです。なぜならば、肝心なのは、Aさんが、どういう人なのかではなく、未来に向かってこれから、”何をするか”なんですね。もし、今ダメだとしても、大切なのは発症した原因を見極め、治療に役立てることなんですね。忘れないで欲しいのは、好ましくない生活習慣や考え方を適正にするだけでいいのです。Aさんが、別人になる必要はないんですね。”ダメな人間ではなく、そのままでいいんです。”でも、自己肯定感の低さや自己嫌悪は、症状の改善の妨げになります。なので、励ましのメールを返信しておいたんですね。———————————-あなたも、自分を責めて辛くなることはありますか?もしかするとあなたも自分が弱くなったように感じる時もかもしれませんね。でも、それは症状がそうさせているだけです。あなたは、今、病気を卒業するために頑張って治療している途中です。本来のあなたの心と体ではないんです。なので、全く自分を責める必要はありません。これからも、小さな一歩で未来に向かって進んでいけばいいんですね。これからも、一緒に頑張っていきましょうね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 私は、ダメな人間です。