ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。私は、「良いことにフォーカスしましょう。」とか、「感謝の気持ちを持ちましょう。」と、お話しします。それが、なぜ心の病の治療に関係があるのか。今日は、脳科学のお話を交えてお伝えしますね。———————————結論から、言いますと、感謝の気持ちは、脳から、“エンドルフィン”を、分泌させるからなんですね。エンドルフィンとは、脳内麻薬と言われていて、多幸感、恍惚感を高めてくれます。落ち込みやすい方には、なくてはならないんですね。さらに、免疫力アップ、鎮痛作用、ストレス解消、身体の修復効果があります。病気とは別の話ですが、集中力や、記憶力、想像力も上がるといわれていて、さらに、やる気をつかさどるドーパミンの効果を、10~20倍高めるんですね。では、どうしたら、エンドルフィンが出るのでしょうか。大きく言えば、4つの方法があります。強い身体のストレス(筋トレ、マラソンなど)リラックス(音楽、自然など)身体の快感(美味しいものを食べる、マッサージなど)そして、“良いことにフォーカスして、感謝の気持ちを持つこと”です。「病気でつらいんだから、感謝の気持ちなんて持てないわ。」そうおっしゃる方もいらっしゃいます。あなたは、どうですか?確かに、つらい病気と闘っているんだから、感謝できなくても当然かもしれませんね。でも、そんな時ほど、「今あることに感謝してみませんか?」と、お話ししています。心の病になって、失ったものはあるかもしれません。でも、ないものばかり数えていても、余計につらくなってしまいます。感謝することが、何もない人なんて絶対にいません。あなたは、今、心の病を乗り越えている途中です。だから、この投稿もここまで読んでいますよね。それ自体とても素晴らしい、“良いこと”ですし、そんな今に“感謝”してもいいと思いません?私も、あなたとの出会いに感謝して、支え続けていきたいと思っています。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 なぜ、感謝の気持ちが心の病にいいのか?