ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先週、出張先から我が家に帰った時のことでした。早い時間に帰宅したので、妻の友人が遊びに来ていたんですね。着替えを済ましてから、顔を洗っていると、話し声が聞こえてくるので、なんとなく聞いていると。随分ストレスが溜まっているらしく、家庭の愚痴を喋っています。私の妻も、苦笑しながら相槌を打つしかありません。この人も辛いんだなぁ~と思いましたが。このように、“嫌な気持ちよさ”にしか、心が満たされない人はたくさんいるんですね。中には悪口を言うのが、「気持ち良い」「ストレス発散になる」という人もいるでしょう。ある程度は、誰でもありますけどね。でもそれは質の悪い、良くない気持ちよさ。人の悪口をいうことで自分を守る安心感だと、思うんですね。そんな気持ちよさは、例えるなら“麻薬”と一緒かもしれません。一見気持ち良さそうで、実際は心にも体にも悪いもの。ネガティブは、神経細胞を痛めますからね。これを続けていると、脳もこの感覚に慣れてきます。では、なぜ良くないことなのに、脳が、愚痴を言うことを選択するのか。それは、”脳が気持ちいいから”脳にとって、その物事が、良いことなのか、悪いことなのかは、関係ありません。脳にとって、気持ちよく慣れていることを良いこととして選択するんですね。もしかすると、なかなか症状から抜け出せないことも、症状にどっぷり浸かった気持ちよさだったり、安心感なのかもしれませんね。なので、”頑張って実践していても、ついやめて元に戻ってしまう。”こんな経験をした人は、脳のこんな仕組みによると思うんですね。—————————なぜか、人間はネガティブなほうに惹かれやすいと、私自身も感じることは多いです。暴飲暴食や、多量の喫煙もそうです。明らかに悪いことならやめたほうがいいですよね。”人間はネガティブの方に惹かれてしまう生き物”それは、”脳の快楽と密接な関係がある。”そんな一面があることをあなたも、覚えておくと、気をつけることができるかもしれませんね。最後まで、読んでいただきまして、
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認知行動療法 苦手なことに挑戦できないメカニズムとは!?