ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。クライアントのEさん(39歳 女性)は、仕事に家事、育児に忙しく毎日を過ごしていらっしゃいます。毎月セッションを受けていらっしゃるのですが、いつも夜遅くしか時間がない様子。そのせいか、最近はなかなか実践もできないことが多いんですね。仕方がないと思うのですが。”パニックの治療は、何かをすれば、何かが変わります。”と、言うことは、”何もしなければ、何も変わりませんね。”なので、Eさんに聞いてみました。「実践できない状態が続いていますけど、、、、、、。どうしてもできないですか?」やんわり聞いてみると、「う~ん。できないことは、、、、、ないですねぇ。」と、おっしゃいました。Eさんは、パニック障害も15年と長い間症状が出ているクライアントさんです。そのような方は、普段の生活はまあまあ出来ていることが多いんですね。なので、忙しかったりすると、日常生活に困っていないので、実践をしなくなることがあります。さらにEさんの場合は、家族がフォローしてくれるのです。買い物に行ってくれたり、車を運転してくれたり、するんですね。そんな家族の存在は、とてもありがたいですが、実践はしにくくなって当然です。これは、症状が長期化していて、家族が助けてくれる方が、よくぶつかる壁なんですね。ここから先、壁を乗り越えるためには、——————————-ご自分の覚悟——————————-が、必要なんですね。ご自分が本当にどこまで治したいか。どういうふうに生きていきたいかを決める時なんですね。なんとか生活できているならば、それでもう十分かもしれません。でも、もっと自由に好きなことをできるようになりたい。発作に怯えることなく生活したい。そう思うならば、決意を新たにするべきなんですね。アイフォンで、お馴染みのアップルの創業者、故スティーブジョブズ氏は、「今日が人生最後の日でも、私はそれをするのか。」と、鏡の前で毎日自分に問いかけていたそうです。そうやって、今自分がやっていることを見直し、もう一度覚悟を決める。これは、大切なことだと思うんですね。Eさんに、「どうしますか?」と、お尋ねすると、「家族のためにも頑張ります。」と、すっきりした表情で覚悟を決めたようにおっしゃったんですね。—————————-あなたは、最近、いろんなことを実践していらっしゃいますか?最初は、やっていたことでも、やらなくなっていることは、ありませんか?そんなときは、パニック障害を治そうと決意したときの気持ちを思い起こすといいかもしれませんね。そして、覚悟を新たにして進んでいくことをオススメいたします。そうすると、あなたが本来望んでいた生活が必ず近づいてきますよ。最後まで、読んでいただきまして、
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パニック障害 認知行動療法 忙しくて実践できない時に必要なこと