ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。突然ですが、あなたは、心配性ですか?「ハイっ!もちろん!」セッションで伺うと、このように自信満々におっしゃる方が少なくありません。(^^)いろんなお話を伺っていても、いわゆる、“想定外の出来事”に、とても弱い感じはしますね。でも、弱いからこそ、準備をしたり、ミスがないようにする。そんないいところもあるので、心配性でもいいんですよ。今日は、想定外のトラブルがあっても、“結果オーライ”な、お話をいたします。—————————————————–私の幼なじみAは、お父さんと、住宅リフォームの会社をやっています。そのAが、電話で、「一大事が起きた。力を貸してほしい。」とのこと。話を聞くと、金庫の200万円が、なくなったらしい。「業績が悪く融資も難しいんだ。月末までに用意できなかったら貸してほしい。」私は、とりあえず、「お~わかった。」と返事をしたのですが、、、。それから10日後、Aから電話で、「犯人が分かった。」「お金はもう大丈夫。」と、連絡がありました。犯人はなんと、お父さん(社長)だったそうです。事務所が荒らされていないことと、ちょうど出張に行くと言っていなくなったので、帰ってきたお父さんを、問い詰めてみると、フィリピンパブのホステスさんと、フィリピンに行っていたそうです。「てめえ、くそジジイ!金ねえんだぞ!支払いどうすんだ!」と、Aが殴り掛かると、「会社は調子悪いし、俺だってつらかったんだぞ。息抜きぐらいさせろ!」と、二人で殴り合いのけんかになったそうです。お父さん、居直ったんですね。(^^)結局、支払いはお父さんが、正直にすべてを業者に話し、支払いを待ってもらえたそうです。その後、お父さんは反省したのか、自ら、営業に行くようになり、会社も少し落ち着いたようです。「よかったな。」というと、Aは、「今度は、俺が韓国で豪遊してやる。」と、言いながら、「殴りあった後、いろんな話ができたんでよかったよ。」と、笑顔でした。きっかけがないと、話せないことってありますからね。—————————————————-あなたは、この話を聞いてどう思われましたか?「こんなこと起きたら、心配でどうにかなりそう。」「お父さん、許せないわ!」「いい加減な人は嫌い。」こんな風に思っても、すべて正解だと思います。でも、私は、この出来事が起きて、よかったな、と思いました。私は、基本的に、“自分に起きることは、全て自分にプラスになること。“だと、思っています。出来事のすべては、“メッセージ”です。一時的に苦しむことは、あるかもしれませんが、“その先には、素晴らしい景色が必ず見えるんですね。”あなたも、思い起こしてみると、「あの時は、大変だったけど、結局、よかったんだわ。」そんな風に思える経験していませんか?あなたに、起きることは、必ずあなたの糧になります。そう思うと、想定外もまた良し、なんて思えてきませんか?あなたも、何かが起きたら、一度立ち止まって、「これは、どんなメッセージかな。」そんな風に、考えてみてくださいね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安障害 パニック障害 トラブルに強くなる考え方