ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、自宅でくつろいでいたら、幼馴染のNから電話がかかってきました。「のぶはん(私の昔のあだ名)元気?」「お~N。久しぶりだね。仕事の調子はどう?」「絶好調です!」相変わらずの元気のいいNの返事に懐かしい思い出が蘇ってくるんですね。Nは、ノンプロまで野球をやっていました。肩のケガでプロ入りは、できませんでしたがかなりいいところまでいったんですね。先ほどの元気な返事は、昔からの口癖でした。私は、Nがなぜいつも元気に返事するようになったか知っているんですね。それは、中学校の時に、大会を前にして怪我をしてしまったときのことです。監督が、Nに「調子はどうだ。」と、聞くと、「イマイチ」とか「まだまだです」とか、そんな返事を繰り返していたNに監督がこういったんですね。「そんなにしょぼくれてどうする!早く治りたいなら、嘘でも元気を出さんか!!」と、一喝したんです。根が素直で頑張り屋のN。それからは、調子を聞かれると、「はい!良くなっています!!」と、元気にいうようになったんですね。そして、Nは怪我を治して大会で大活躍したのでした。————————————-これは、メンタルコントロールのテクニックでアフォアメーションと言います。自己暗示の一種なんですね。パニック障害の症状はとても辛いです。クライアントさんによっては、つらい症状ばかり訴えてくるんですね。気持ちはわかりますが、「辛い、辛い、」と言っていると、”辛いと自分に暗示をかけているようなもの”なんですね。辛い気持ちを無理に人に隠したり、抑えすぎるのもよくありませんが、自分に対しては、————-大丈夫!!————-と、励ましてあげませんか?そのほうが、症状も軽くなっていきますよ。あなたも、辛い時にはぜひ、やってみてくださいね。あなたの症状が、少しでも和らぐことを祈っています。最後まで、読んでいただきまして、
|
---|
