ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

行動療法がうまくいくかどうかを

大きく左右するのが不安や恐怖、

回避行動をどうするかです。

行動療法を実践する医師などは、

回避行動は絶対にしてはいけない

方針で進めていきます。

要するに、「辛くても我慢しなさい」

ということです。

それをやりすぎると、

怖くてどんどんできることが

減ってしまいます。

[[name1]]さんも

そんな経験はありませんか?

脳にインプットされた過度な恐怖は、

その人の行動制限し、

自由を大きく奪ってしまいます。

そうならないためにも、

理解していただきたいのが、

“回避行動とエスケープは違う“

ということです。

苦手なことにチャレンジするために

立てた行動計画を、逃げずに

絶対やり切らないといけない。

回避行動を取らないということを、

このように理解している方が

とても多いです。

これは間違いです。

状況環境によって

適切な判断をすることが

大切なんですね。

症状が出た時、一旦治まるまで、

落ち着く場所に移ったりする事は

エスケープです。

やろうと思って出かけてみたけど、

思いのほか辛かったら、

我慢して恐怖を根付かせるより、

そこから脱出することが

適切な判断なんですね。

そして、コンディションを整えて

適切な計画に変更したり、

前回の実践の考察をして

改めてチャレンジすること。

これが非常に重要なのに、

ただ回避してはいけないと言う教えは

悪化につながります。

自動車のレースに例えるなら、

無理してレースを続けると

故障してリタイヤにつながって

いきますよね。

適切な判断により、タイヤを交換したり、

修理したり、燃料を補給したりする

ピットインがエスケープに当たります。

[[name1]]さん、適切な計画と

うまくエスケープをすることで、

苦手なことも克服につながって

いきますよ。

それが無理なく、実践していくと

いうことです。

行動療法を

特訓にしてしまわないように、

負荷を調節して

頑張ってくださいね。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!