ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

クライアントのDさん(40歳男性)が、

お昼過ぎに緊急の電話を

かけてくださいました。

「妻が急にどこかへ行ってしまいました。

動悸が止まりません」

一瞬、家出したのか!と思いましたが、

よく聞くと、2人で買い物していたら、

奥さんの姿が見えなくなったようです。

そこでご主人は、

妻がいなくなった

→勝手に家に帰ったのかも

→ 1人になって発作が起きたら

妻に助けてもらえない。

そう考えて心配になったんですね。

あなたも、Dさんの気持ち

わかるんじゃないですか?

結局、すぐ奥さんは戻ってきました。

混雑している売り場に行くので、

Dさんは嫌だと思い、

て一声かけて行ったつもりが、

聞こえてなかっただけなんですね。

このお話を聞いてあなたは

どう思いましたか?

Dさんも冷静に考えると、

奥さんが勝手に帰らないと

思えるでしょうし、

1人になったからといって、

必ず発作が起きるわけではない事は

理解できるでしょう。

でも不安で動悸がしてしまうのは、

明らかに症状にさせられている

ことです。

パニック障害は、余計な心配をすると、

脳に負荷がかかり、誤作動が起き、

不安物質がたくさん出てしまいます。

なので、Dさんも

うろたえてしまったんですね。

「1人で勝手に帰るわけないでしょ!」

奥さんに、そう言われたDさん。

「だよなぁ」と言って

笑うしかありませんでした。

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人は、よくも悪くも思い込みに

支配されています。

パニック障害は、症状が絡んで

悪いほうに思い込む病気ですよね。

でも、苦手なことに

少しずつチャレンジして、

あなたの良くない思い込みに

気づいていけば、

必ず緩みは始まっていきます。

自分自身の心と向き合えば

ちゃんと改善のヒントはありますよ。

ユルユルがんばっていきましょう。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!