ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。ある日の午後、昼食を摂り、お茶を飲んでいると、Rさん(32歳 女性)からの連絡です。「気づかないうちにパニック障害の罠にはまっていました!。」大変ユニークな方で、いつも明るい感じの方なんですね。”パニック障害の罠”って何なんだろうと思って聞いてみると、Rさんは、この一週間、予定が合わなくてセッションを受けられなかったんですね。なので、のんびりしていたそうなんですが、気がつくと、、、、、、車で行く用事を、自転車で行けるところに変えてしまっていたり、人と会うと緊張するので、避けてしまっていたり、自然と回避行動をとってしまっていた、、、、、、。それを、”パニック障害の罠”と、ご自分で名づけて呼んでいたようなんですね。まあ、のんびりしてもいいとは思うのですが、あまり回避を繰り返していると、苦手なことが元に戻ってしまうことがあるんですね。そのことを話すとRさんは、「セッションで決めたことは頑張るのですが、実践がないとつい回避してしまいました。」これは、大変いい気づきなんですね。人間の体や心は変化を嫌います。油断するとすぐに元に戻ろうとするんですね。”無理なダイエットの後に、食欲が止まらないのと一緒ですね。”なので、回避行動などの症状を常に意識してチェックするといいんです。—————————–このようにお伝えするとRさんは、「セッションで実践がうまくいくと喜んだあと、つい、ゆっくりしちゃうんですよね。」とのこと。「パニック障害を卒業するまで油断しないでがんばりましょうね。」「は~い。わかりましたぁ~。」なんだかんだ言っても楽観的な性格は得だなと思わせるRさんなのでした。———————————-あなたは、毎日つらい症状と闘っていると思います。いろんな行動を実践して頑張っていらっしゃることでしょう。そんな時には、つい気が緩んでしまったり、疲れが出たりするときもあるかもしれません。そんな時には、一休みも大切なんですね。そして、再び頑張れば大丈夫です。無理のないペースでコツコツ実践していって欲しいんですね。やはり、大切なのは小さな一歩で継続すること。これからも、一緒に頑張っていきましょうね。最後まで、読んでいただきまして、
|
---|
認知行動療法 パニック障害の罠とは^^