ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

パニック障害の原因は、

脳の誤作動により

不安物質が大量に分泌されて、

自律神経を乱したり、

不安や緊張を大きくしたり、

作り出してしまう病気ですよね。

あなたも

よくご存知だと思います。

でも、その不安は、

脳が作り出した

仮想現実とも言えるんですね。

今日は、私の友人のエピソードから

脳は本当に仮想現実を作り出す

と言うお話です。

ぜひ、最後まで読んで

お勉強してください。

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私の古い友人Nが

糖尿病の合併症で、

左足の膝から下を切断しました。

不摂生を重ねたことも

原因の1つなので、

自業自得の面もありますが、

辛いのには変わりません。

そこで、ちょっと

励ましてやろうと思って、

久しぶりに電話をしたときの話です。

すると、Nは

こんなことを言いました。

「足が痛むんだよ。」

私は切断したところが

まだ痛いのかなと思いましたが、

どうやら違うようです。

「なくなったはずの

足の先の壊死していた部分の

感覚が残っていてまだ痛むんだよ。」

そんなこと言うんですね。

この話は私もどこかで

聞いたことがあります。

要するに、体の欠損した部分を

まだ脳はなくなったと

認識できていないために、

感覚が残ると言うお話です。

特に痛いと言う感覚は、

残りやすいようですね。

「痛いし、もう治らないから

切断したのに、痛みだけ残るなんて

なんだか損した気分だなぁ」

そう話すN。

でも、これはずっと残るわけでは

ありません。

徐々に脳も足が欠損している感覚に

慣れて認識してくるからです。

ちゃんと脳も適用するんですね。

これもある意味

脳の誤作動の1種では

ないでしょうか。

パニック障害の恐怖は、

脳の誤作動が作り出す

幻想ではあります。

でも、幻想かもしれませんが、

脳が作り出すので

とても怖いですよね。

これも同じように慣れると言う

特性を使っていけば、

幻想による恐怖はなくなっていきます。

脳に少しずつ丁寧に幻想だと、

行動で伝えていくことが大切です。

このように脳は変化をしていく

臓器です。

次回のお話は、脳の恐るべき力②

脳は変われるについてお届けします。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!