ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。定期的にセッションを継続していらっしゃるクライアントさんで、Fさん(33歳 男性)の話です。長年、不安症を患っていて、3年前にパニック障害を発症されたんですね。この方は、非常に真面目な方で、コツコツ行動されています。しかし、頑張っても、なかなか認知も(考え方)変わらずに悩んでいるんですね。ある日、「もう、一生このままじゃないのか。」元気なく、私にこうおっしゃいました。頑張っても、頑張っても、結果が出ない時、「もう何もできないのではないか」と思うのが人間です。これはパニック障害でも、健康な人でも同じなんですね。これは「プラトー」(一時的な停滞)と呼ばれる現象で、誰にでも訪れるものなんです。でも、これにしっかり立ち向かって、あきらめずに頑張っていると、”少しずつ物事が好転して行くんですね。”すると、「あの時落ち込みながらもコツコツやっていたことが、今生きているんだな。」そう思える時があります。そうなったらゴールに近づいてきた証拠なんですね。何事にもプラトーは必ずあります。それは、人が辿る成長のための上昇曲線なんですね。だから、止めてしまっては本当にもったいない。そんな時は「今はプラトーなんだな」と思い、気にしないことが1番大切なんですね。辛いときほど、いろんなことを考えてしまいますが、そんなときはあまり考えずに、とにかく小さな一歩を出し続けること。それだけに力を注いで欲しいんですね。———————————–Sさんは、この話を聞いて、「時間がかかっても、止めるよりずっといいですよね。」と、今でもコツコツ頑張っています。少しずつですが、はっきりと効果は現れてきています。私は、そんなSさんを全力でサポートし続けます。あなたは、なかなか症状がよくならずに、諦めそうになる時がありますか?パニック障害の治療は、症状との根比べです。根負けしてはいけません。言ってみれば、信じて続けていれば必ず治るということです。パニック障害が治るまで続ければいいんです。あなたも、自分自身と”そんな約束”をしませんか?あなたの、素敵な未来のために。最後まで、読んでいただきまして、
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パニック障害【認知行動療法】なかなかうまくいかない時には。