ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

パニック障害の症状として、

よくあるものに、

外出恐怖があります。

外出先で、パニック発作が

起きたことを気にして、

「また起きたらどうしよう」と、

思うことで怖くなり、

家から出られなくなって

しまうことです。

今日は、外出できるようになるために、

最も大切なヒントをお伝えしますね。

クライアントのDさん(39歳女性)は、

何度か家から出られるように

なったのですが、近所を歩くことしか

できませんでした。

「家から離れると動悸がして

怖くなってしまいます」

そんな時は、少しずつ

離れる距離を伸ばしながら、

心と体を慣らしていくのが1番です。

頑張ったおかげで随分遠くまで、

離れられるようになり、

今度は車で少しお出かけすることに

してみました。

どんどん自宅から離れていくことで、

「やっぱり怖いわ」

そんな気持ちが強くなってきたので、

引き返すことにしました。

すると、ふっと、動悸が止まり、

恐怖も消えていきました。

あなたは、Dさんが

どうしてこうなったと思いますか?

答えは、”安心”したからですね。

「もう家に帰れる」

そんな安心感が症状を

止めたわけです。

でも、よく考えてください。

帰ろうと決めて

引き返したばかりなら、

家から離れている距離は

大して変わらないわけです。

要するに、これは心因性の症状

だという証明なんですね。

心因性=心に原因があると

言うことです。

なので、どうやって安心するかが、

症状を抑えるコツと言えるんですね。

個人差や、好みがあるので

いろいろですが、

安心するためにできる

工夫はたくさんあります。

見つけるコツは、あなたが

日頃生活している中で、

どんな時に安心を感じやすいか。

ここに注目してみてくださいね。

安心感を始め、嬉しい、楽しい、

感動、感謝などは、

疲れた脳に対する最高の特効薬です。

症状を抑えるときだけでなく、

生活する上で、

なるべく多くのポジティブな

感情を感じられるように

してみてくださいね。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!