ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、Kさん(32歳 男性)が、初回のセッションに申し込んでこられました。Kさんは、会社員です。残業が終わって、帰宅する途中の電車の中で、過呼吸になってしまいました。「それ以来、電車が怖くてダメなんです。」Kさんは、以前過呼吸になった、その辛さが、心に焼きついてしまった、、、。なので、電車に乗ろうとすると、「動悸がするかもしれない。」と、思ってしまうわけです。この心理状態が、広場恐怖の原因の一つなんですね。”過呼吸という症状と、電車に乗るという状況を結びつけてしまっている。”と、いうことなんですね。厄介な心理状態ですが、実は、パニック障害の治療に使えるんです。最初は、「電車に乗ったら、発作が起きるに違いない。」と、思っています。いわゆる”決めつけの心理”が働いています。でも、少しづつ行動して電車に乗ることに慣れてくると、だんだん発作が起きなくなってくるんですね。こうなってくると、—————————-発作が起きてもなんとかなる—————————-そういう心理に変わってきているんですね。要するに、”電車に乗る=発作が起きる。”から、だんだん、”電車に乗る=大丈夫かもしれない。”という安心の心理状態になっているのです。どちらも、”決めつけの心理”ですが、何度も、行動を繰り返して、積み重ねた心理の方が、”最終的には、絶対に勝つんです。”なので、怖くても、少しづつでいいので、大丈夫という経験を重ねていくこと。これが、あなたの症状を和らげていくんです。セッションでは、一人一人に合った最適な対処法を見つけていきます。あなたも、不安が安心に変わるように行動してみてはいかがですか?きっとできることが、増えて、楽しく暮せると思いますよ。最後まで、読んでいただきまして、
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恐怖感を逆手に取る方法