ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。不安障害のWさん(38歳 女性)は、初回のセッションでこうおっしゃいました。「不安で、グルグルしてしまった時に、一番気を付けることは何ですか?」なるほど。あなたは、いつもどうしていますか?まあ、簡単に結論を言うと、【じっとしてはいけない。】これに気を付けて欲しいんですね。人間は、心や体に不調を感じると、動きを止める習性があります。まあ、当たり前ですよね。不調があるんだから、動きを止めて、回復にエネルギーを回そうとするのは理にかなっています。でも、じっとしている=不調にフォーカスしてしまうとも言えるんです。それに、脳の誤作動による不調なので、身体からの不調とは少し違います。特に、不安感にとらわれているときには、じっとしていると、余計につらくなってしまいます。ベッドやソファーにうずくまると、落ち着く気がしますが、逆に改善しにくいです。まずは、呼吸を整えたり、窓を開けて、少しでも気分を変えてみる。少し気分が変わったら、身体を動かすことをしてみる。家事でも、運動でもいいし、何かを観ても、聞いてもいいと思います。「いつもゴロゴロしていました。」「これからは、少しでも気分が変わりそうなことをしてみます。」そうおっしゃるWさん。何度かやってみると、意外と早く気持ちが変わりますからね。——————————-人間は行動することで、心と身体は整うようにできています。“何かをすれば、何かが変わります。”小さな一歩で、変化をつけていけば、大きな違いを生み出しますからね。応援しています。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 不安になった時にしてはいけないこと