ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

クライアントのEさん

(32歳 女性)は、

ご夫婦共働きの二人家族です。

パニック障害を発症したのは、

5年前で、投薬治療をしていましたが、

効果を感じられず、

逆に悪化してしまいました。

そんな状態から、

私のセッションが始まったんですね。

仕事も休んで、家事もできず、

布団から起きられないEさん。

そんな状態から、頑張って、

症状は改善していきました。

でも、私は、何かが

引っかかっていたんですね。

「Eさんの、発症の根っこは何だろう。」と、

考えてもわからないままでした。

不安障害は、精神や肉体に

負荷がかかり、発症するので、

原因となる根っこを取らないと、

再発になりかねません。

なので、何度も、何度も、

ヒアリングをしましたが、

Eさんも、「特にないんです。」の

繰り返し、、、。

仕事も、人間関係も、家庭にも

一切ないというんですね。

私は、そこにピンとくるものが、

ありました。

一切ないということだが、

本当だろうか、、、。

結局、Eさんは、

“○○でなければいけない。”と、

いう仮面をかぶっていたんですね。

特に、結婚に関しては、

両家とも対面を重んじる家柄で、

家同士で決められた、

お見合い結婚だったそうです。

なので、ご主人とも話し合って

もらいましたが、お互いに、

“愛していない自責の念”と、

“愛されていない不安感”で、

いっぱいだったそうです。

パニック障害の克服と、

自分らしく生きることを

決意したEさん。

いろいろ親とはもめましたが、

二人は円満に離婚して、

その後は、つきものが

取れたかのように、

パニックは良くなっていきました。

今では、職場にも復帰して、

元気に暮らしています。

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親の言うことは

聞かなければならない。

親の期待に応えないと

いけない。

相手を傷つけてはいけない。

たくさんの“ねばならない”を、

選択して生きてきたEさん。

今は、それをたくさん捨てることが

できました。

「こんなに心が軽くなるなんて。

これからが、本当の人生ですよね、

先生。」

明るくそう、笑って

くれるのでした。

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あなたは、

義務感や責任感は、

強いほうですか?

それは、素晴らしいことですが、

“自分らしく生きることとは、

別の話です。”

“ねばならない”を

手放しただけで心は軽くなり、

体調も良くなります。

それだけあなたの思考は、

あなたの心身に影響を

与えていると言うことです。

生き方に、禁止ルールなんて

まったくないんですね。

あなたの

心の声に従うのが、一番ですよ。

素直な心で、パニックなんか

やっつけてしまいましょうね。^^

 

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!