ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。クライアントのIさん(女性 40歳)は、初回のセッションでつらい現状をお話ししてくれました。Iさんは、ご結婚していますが、お子さんはいません。ご主人も、大手企業にお勤めで仕事が忙しく、Iさんも営業職で、優秀な成績を収めていらっしゃいます。仲は悪くないのですが、ご夫婦が一緒にいる時間は少なく、二人とも、お仕事に夢中です。頑張りすぎる傾向もあって、パニック障害を発症して、休職になってしまいました。今までのキャリアがどうなるのか、子供もいないので、ご主人とも、うまくやっていけるのか、病気になった自分のことを厄介者と思われやしないかと不安なことばかり考えているため、いつもめまいや動悸がしています。まずは、次回のセッションまでに、症状の対処法をやってみることと、ご主人に今の気持ちを話してもらうことにしました。そして次回のセッションの時、Iさんが、「主人が『仕事のことは忘れて、良くなることだけ考えなさい。』『家事は俺がやってもいいんだから。仕事なんて減らせばいいよ。』そう言ってくれました!」とても、うれしそうに話してくれたんですね。そして、とても労ってくれるので、それからご主人との会話が楽しみになったそうです。私は、「そんな時、めまいや動悸はしますか?」と、お尋ねすると、しなくなったそうです。「ご主人との会話が、安心や癒しにつながっているからですよ。」「そうなんですね。勇気を出して話してよかったです。」そう嬉しそうに話してくれたIさん。パニックをきっかけに仲良くなれてよかったですね。———————————パニック症状は、とても正直です。あなたが、怖がれば、襲ってきますし、あなたが、安心すれば、暴れることはありません。あなたが、一日中パニック発作に襲われることは、ありません。必ず、治まっている時があるはずです。安心しているとき、癒されている時など、良い感情を感じているときは出にくいはずなんです。あなたが、どんな時に良い感情でいるか。それをどうすれば、長く感じることが出来るか。これを見つけると、あなたに合った、対処法になるんですね。ポジティブな感情は、一番の特効薬です。ぜひ、探してみてくださいね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 症状改善方法を見つけるコツとは!?