ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

クライアントさんのAさん

(28歳 女性)は、

6歳の男の子と、3歳の女の子の

ママさんです。

2年前に、パニック障害を

発症して、私とセッションを

始めたのが、3か月前です。

「今度、息子の卒園式があるんです。」

「何とか行ってあげたいんです。」

息子さんの成長した姿を、

ちゃんと見届けてあげたい。

そんな気持ちでいっぱいです。

ただし、緊張しやすい式典は、

もちろん苦手です。

あなたも、そんな気持ち、

わかりますよね。

では、大切な記念日に

参加できるよう、

ちゃんと考察していきましょう。

まず、Aさんは、

何を気にしているか、

お尋ねしました。

「途中で気分が悪くなって、

退席したら、

変に思われるかな?」

結局、一番気にしているのは、

人の目だということが

わかりました。

「ママ友に見られたら、

おかしいと思われちゃう。」

ママ友との関係がまずくなると、

息子さんにも悪い影響が出ると、

考えるようです。

あなたも、そう思う時

ありますか?

結論から言うと、

意外とそんなことは

ありません。

Aさんが意識するほど、

人はあまりAさんのことを

見ていません。

このような、自意識過剰も、

不安障害の症状の一つです。

では、こんな時、

どう気持ちを切り替えると

いいのでしょうか?

それは、

「逆の立場だったらどうだろう。」

そう思ってみるのがいいですよ。

「倒れて迷惑かけないかな?」

これも、困った時は、お互い様です。

私が、

「Aさんなら、どうしますか?」と、

お尋ねすると、

「迷惑なんかじゃありません。

すぐに助けに行きます。」

不安障害の方は、

“人にやさしく、自分に厳しい”

そんな思考のクセを持っています。

「困った時は、頼っても大丈夫!

そう思うと気持ちが

楽になりませんか?」

そう言うと、ニコッと笑って、

「頑張っていってきます!」と、

おっしゃいました。

当日は、無事に卒園式に

出られたAさん。

よかったですね。

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パニック発作を抑えるのに、

“心の負荷を軽くすること”は、

とても重要です。

どうしても、不安や緊張が

症状として出てしまいますが、

余計な不安は取り除きましょう。

あなたも、

人のことが気になって、

ストレスになっているときは、

「逆の立場ならどうするかな?」

ぜひ、こう考えて

気持ちを切り替えて

くださいね。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!