ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。クライアントのMさん(33歳 女性)は、久しぶりに体調がすぐれません。ちょっと、仕事がオーバーワークの感じもありますが、もっと深堀する必要がありそうです。ヒアリングすると、仕事の忙しさよりも、取り組み方にモヤモヤしているみたいなんですね。Mさんは、新しい部署の仕事を立ち上げるため、準備室の責任者になりました。今は一人で、ゼロから試行錯誤している状態です。なかなかプレッシャーのかかる立場ですが、それが原因ではないようです。やはり、別のところに原因があったんですね。準備段階の仕事なので、時間がたまに空くときがあり、空いた時は、以前の部署の仕事を頼まれて手伝っていたのです。「全然間に合ってないので、助かるわ~」以前の上司が喜んでいますが、手伝ってみると、本当に仕事が遅れています。「これ間に合わないんじゃない?」真面目で頑張り屋さんのMさんは、一生懸命手伝いました。確かにオーバーワーク気味ですが、それよりも気になることが出てきました。私は、「なんだか元の職場に都合よく使われて、本来の仕事に集中できていないことを気にしていませんか?」最初、Mさんは、「でも、困っているんだから仕方がないですよね。」と、言っていましたが、気になることもあるようで、確認してみるとのことでした。そうしたら、やっぱりMさんが頑張って手伝っている分、他の人は楽をしていたそうです。Mさんも、そんな空気を感じて、ストレスになっていたんでしょうね。「本来の仕事にちゃんと集中します。人に振り回されていてはいけませんよね。」本来の元気が戻ってきたMさん。とてもいい気づきができてよかったですよ。^^——————————–不安・パニックになる人は、真面目で正直な人が多いです。なので、気が付かないうちに利用されることも多いんですね。あなたも、心当たりがありませんか?”貢献と自己犠牲の境界線をしっかり持つこと”それには、自分軸をしっかり持つといいんです。自分軸を持つことは、心の病と縁を切るのにとても大切なことです。流されず、自分がやるべきことを考えればわかりますよね。あなたも、迷ったら、「今、自分は何をするべきか。」問いかけてみてくださいね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 心の病と縁を切るのに大切なこと