ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

心の病に苦しむ方は、

親から辛い思いを

させられた方が

多くいらっしゃいます。

あなたは

ご両親と仲良しですか?

今日は、お母さんから

辛い思いをさせられている

私の友達の話です。

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友達の女子大生、

Aさん(19歳女性)が

私に話してくれました。

「うちのママ、

すぐ私に家を出て行けって

言うんですよ。」

「最近は、大学留年したら

家出て行くように

誓約書かされたんですよ。」

Aさんはとても明るい性格で、

いつもニコニコ笑顔を絶やしません。

こんな辛いことも、

明るい口調で話してくれたんですね。

私はAさんに、

「小さい頃から、ご飯抜きとか、

学校いかせないとか

言われてきたんじゃない?」

と、聞いてみると

やはりそうだったみたいです。

「でもお母さんのことを

心底嫌いになれないでしょ?」

と尋ねると、いつもニコニコ

明るいAさんが堪え切れない様子で

涙をこぼしてこう言いました。

「うん。ここまで

育ててもらったから。」

どんなに明るく振る舞っても、

親の圧迫によって、

子供の心はズタズタに

切り割かれています。

そして、親のことを

ひどく思ってしまう

自分が悪いと、

自分のことを責めてしまいます。

こういった深層心理の傷が、

心の病の根っこになって

しまうんですね。

どこか不安定で

何かに怯えている。

自分に自信が持てず、

常に不安と隣り合わせ。

そうやって大人になってしまうと

自分をごまかす事が

とても上手になってしまいます。

本当の自分が

わからなくなるんですね。

Aさんは、

「こういう気持ちの私は

どうしたらいいんでしょうか?」

と、不安そうです。

私は、

「徹底的に反面教師として

学びにすればいいと思うよ。」

とお伝えしました。

自分がされて嫌だった事は、

人には絶対にしない。

辛い思いをしている人には

寄り添ってあげる。

そうすれば、

痛みを知っているAさんは、

思いやりのある素敵な女性に

なれるはずです。

「しっかり勉強して自立します。」

「私は愛情のある生徒想いの

先生になるのが目標です。」

いつもの明るい表情に戻ったAさん。

すでに辛い経験から大事なことを

学んでいるようですね。

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世の中には、しつけと言う名のもとに

子供にとんでもないことをする

親がたくさんいます。

その親は確かに悪いですが、

それを恨んでも解決には

ならないと思うんですね。

この辛い経験にも意味がある。

そう思って

自分のプラスになるように

受け入れていけるといいですね。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!