ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

私の仕事は、不安障害で

苦しんでいる人を、

完全寛解以上にして、

社会で活躍できるようにすることです。

もっと、シンプルに言うと、

クライアントさんの力を、

大きく引き出すことだと思うんですね。

心の病に苦しんでいる時に、

私とご縁ができるので、

最初は、

「自分の未来なんて、絶望しかない、

でも、何とか出来るなら、、、。」

そんな状態から、

セッションをスタートします。

体調だけでなく、自分自身にも、

自信を失っているのです。

でも、そんな必要は

ないんですね。

なぜならば、どう考えても、

短所なのに、それを武器に変えて、

大きく花開いたクライアントさんを

見てきたから、、、。

今回から、3回にわたって、

“短所は資質、才能である”

と、いうテーマでお伝えしますね。

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私が、カウンセラーと並行して、

ビジネスコンサルタントを

していた時の話です。

通信事業の営業コンサルタントを

していた時、

社員、Mさん(34歳 男性)が、

ありえないミスを連発するんですね。

お客さんを5件訪問する予定を、

1番目から行かずに、

5番目から行くんですね。

なぜか、これをしょっちゅうやるんです。

いわゆる、大人の発達障害でした。

会社は、クビにしようと、

私に相談しましたが、

少し待ってもらい、

何とか生き残る方法を考えました。

すると、Mは、特殊な技術を伴う、

クレーム案件の時は、遅刻どころか、

きちんと仕事をこなし、

お客さんから、指名されて

いることがわかりました。

Mは、モバイル端末の普及前から、

いろんなことに詳しい

“マニア”だったんです。

なので、他の社員が嫌がるような

クレーム案件の専門担当にしました。

すると、水を得た魚のように、

生き生きと働き、クビどころか、

仲間に感謝されるようになりました。

Mは、もしかすると

普通のことに使えない分、

特殊なことに力を使える性質

なのかもしれません。

このように、発達障害の場合は、

こういったケースが多いですが、

人は、

“短所の陰に、資質が隠れている”

ケースがよくあります。

あなたの周りにも、

そんな人っていませんか?

普通という、固定観念に

縛られていると、

Mはダメ社員でクビだったでしょう。

でも、Mは、今でも、

自分の居場所で幸せに

働いています。

あなたも、

人を活かしてこそ、人だと思いません?

「どこか良いところないかな?」

そんな気持ちで

人と接してあげることから、

始めたいですね。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!