ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。私のセッションを受ける方の多くの方は“引きこもりスタート”です。外出恐怖やうつで家から出られない方なんですね。そんな方も、ちゃんと改善して外出できるようになるんですが、そのプロセスで、なるべく早い段階で、仕事をしてもらうことにしています。なぜならば、そのほうが治療の進捗がよいからです。その理由はさておき、今日は、職場での人間関係についてお話ししたいと思います。クライアントのAさんは、症状がよくなったので、スーパーにアルバイトに行っています。元々が、まじめなAさん。仕事覚えも良く、少しずつ仕事も慣れてきましたが、ある問題で悩んでいます。それは、、、、。職場に非常識な態度をとる、【嫌~な人がいる!】と、おっしゃるんですね。「なんだか、仕事辞めたくなってきました。」う~ん、気持ちはとてもよくわかります。“行くか、引くか”のような、選択になるわけですが、そんな時、気を付けるのが、【やれることはやり切ったか?】なんですね。私も30年以上会社を経営していますので、よくわかりますが、一定の割合で、職場の嫌な奴は、必ず存在します。そんな問題は、主体変容(自分が変わることで相手や環境を変化させること)が望ましいんですね。そんなときの、三つのコツをお伝えします。・毛嫌いしていないか。・良い悪いを冷静に見る。・仕事のことは、仕事で返す。毛嫌いしていないかですが、嫌な奴は、自分の苦手なタイプの場合が多いです。課題の法則といって、苦手なタイプの人は、必ず自分の前に現れます。課題の法則は、克服するまでしつこくついて回ります。あなたもそんな経験はありませんか?いつかは乗り越えるべき、課題なんですね。つい、毛嫌いしてしまいがちですが、それが相手に伝わって、物事を余計にややこしくします。なので、“一歩下がって冷静に見る”ここからが、スタートです。良い悪いを冷静に見るは、わかりやすく言うと、俯瞰で見ましょうということです。物事の良い悪いは、それぞれの立場から言えば、それぞれ自分が正しいと思っています。なので、感情的にならないように、相手の良いところも見るようにして、自分の態度も顧みることも大切です。仕事のことは、仕事で返すは、嫌な奴でも、あなたが仕事ができるようになれば、文句言えなくなるし、逆に、見直して相手の態度も良くなる場合が十分にあります。“仕事の嫌なやつには、仕事ができるようになってリベンジ”それが一番良い方法だと思います。ここまでしっかりやっても、解決できないような場合は、無理に嫌な環境にいても仕方がないと思いますので、さっさと車線変更することもありだと思います。———————————–あなたも、同じパターンで嫌な奴が現れる、そんな経験ないですか?何度も現れるようなら、もしかすると、「乗り越えましょうね。」というメッセージなのかもしれません。乗り越えるといっても、嫌な奴と仲良くならなければならないわけではありません。冷静に対処して、良い悪いをしっかりと見ることができれば、その課題は終了です。毛嫌いするわけでもなく、媚を売るわけでもない。あなたに、起きることは、すべてあなたにプラスになることです。“人生の出来事はオールOK!!”忘れずに頑張っていきましょう。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 職場の人間関係改善 3つのコツ