ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。あなたは、パニック発作でいけなくなったところにチャレンジしていますか?行こうと思ったけど、 どうしても怖くて引き返してしまった、、、。そんな経験も、 あるのではないでしょうか。発作を怖がって、 途中で逃げてしまうことを“回避行動”といいます。今日は、回避するクセが ついてしまったクライアントさんが、どう克服したかというお話です。——————————————–クライアントのKさん (男性 34歳)は、渋滞がとても苦手です。目の前が渋滞していると、 即、Uターンをして帰ってしまいます。飲食店をやっているKさんは、 自分の店に行けず、今は人に任せています。何とか仕事に復帰したいと 思っていますが、渋滞を怖がって店にたどり着けないのです。「いつまでも店を、 人任せではいけない。」そこで、頑張る決心をしたKさん。まず、渋滞を見たら、すぐに帰るのではなく、一旦止まることを、やってみました。止まっても怖い時は、 私にLINEをしてもらい、対処法を伝えるようにしたら、恐怖が薄れる体験ができるようになりました。だんだん、 「怖くても、何とかなる!」と、思えてきたKさん。少しずつ、お店に近づいていくことに成功して、今では、ちゃんと自分のお店で働いています。————————————–症状を怖がっていては、いつまでたっても、怖いままです。でも、怖いことにチャレンジすることは、とても大変なことです。なぜならば、人間は恐怖から身を守るのが、本能として備わっているからなんですね。なので、小さな恐怖から乗り越えたり、対処法を使ったりして、少しずつ恐怖を緩めていく、、、、。そうやって、“脳と身体を慣れさせていくこと”これがとても大切なんですね。あなたは、早くパニック障害を治したくて、無理をしていませんか?無理をすれば、するほど、回避グセは付きやすくなります。そうならないためにも、“小さな一歩で、コツコツと”やっていくことをお勧めします。急がば回れの精神で、あなたも、症状を克服していきましょうね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 回避グセに困っているあなたへ