ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。クライアントのTさん(40歳女性)は、不安になるとネットで検索しまくります。あなたも、そんな時はありませんか?先日、ラインで連絡が来て、「先生、○○という薬を飲むと、腎臓に負担がかかるらしいんで、血液検査してきます。」とのこと。後日、結果を聞くと、軽度の腎機能障害で、心配いらないといわれたそうです。「よかったですね~。たいしたことなくて。」と、言うと、「、、、、。」何か言いたそうなんですね。すると、こうおっしゃいます。「だって、これから悪くなるかもしれませんよね。」だそうです。あなたも、Tさんの気持ちわかりますか?もうこれは、いつも症状によって不安になっていることに慣れてしまった、“不安グセ”です。予期不安は嫌いなのに、“未来の不安を、自分から先取りしてしまう。”そんなおかしな状態のほうが、「なんだか、落ち着く。」そう感じている方は、意外に多いんですね。これは、恒常性機能といって、普段の状態を維持しようとする心と身体の特性です。それだけ、今まで不安にさらされながら、頑張って来たということです。「でも、悪いほうがよかったわけではないでしょ?今、無事ならそれでいいじゃないですか。」というと、「そうなんですけどね。」と笑うTさん。元気になってきているので、だんだん不安グセもなくなりますよ。^^——————————-将来も大切ですが、今の積み重ねが未来を作ります。人は、今日を毎日生きている。なので、今が良いなら、自分で未来の不安を作る必要はないんですね。「何か起きるんじゃないか。」と、トラブルを予測することは、とても大切です。でも、考える必要がないことなら、「何か起きたら、その時考えれば大丈夫!」あなたも、こんな風に気持ちを切り替えて、“不安グセから、安心グセ”に、変えていきましょうね。さて、今日は、どんな不安を手放しましょうか!最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 不安グセをやめる小さな習慣とは