ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、苦手な外出の実践を終えた、Rさん(27歳 女性)がこう言いました。「苦手なことを、全部克服するために、全部実践するのですか?」確かに。Rさんは、できるようになりたいことが30ぐらいあります。なので、30種類の苦手なことに挑戦し続けると思ったんですね。でも、今までの経験から言うと、その必要はないんですね。なぜかというと、パニック障害の原因は、脳の誤作動による不安物質の分泌によるもの。なので、いろんな症状が出ていても、大きな原因はひとつなんですね。苦手なことが、できるようになれば、原因の根っこが改善していきます。すると、ほかの症状も一緒に治まってくるんですね。例えば、電車に乗れるようになったら、美容院も行きやすくなるとか、他のこともどんどん出来てくるんですね。ひとつの実践によって、自信や安心が深まり、「発作が起こってもなんとかなる。」と、確信に変わった時にいろんな症状が消えていくんですね。そう話すと、Rさんは、「全部できるようになるまで、まだまだだなあと、心配していました。」と、笑顔で話してくれたんですね。—————————–ひとつの症状が消えたら、ほかの症状も消えていく。このことを見ても、パニック障害が心の病というよりも、自律神経の機能不全と言えるんじゃないでしょうか。自律神経を整えるのに、大切なことは、”自分に優しくすること。”そんな当たり前のことが、一番効果があるんですね。あなたは、自分を大切にしていますか?自分をいたわってパニック障害を卒業しましょうね。最後まで、読んでいただきまして、
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