ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。私事ですが、中学校からの友達のT君が、脳梗塞で倒れてしまいました。病気になっても、なかなか明るく前向きな性格なので、あなたを勇気づけられると思いますので、シェアしますね。T君は美容院を経営しているオーナーさんです。接客が大好きで、ずっと現場に出ています。若く見えるイケメンなので、とてもかわいい彼女と付き合うこともあるのですが、正直、イマイチの女の子も多いんですね。T君いわく、「俺、相手の子の、いいところしか見えないんだよ。いいところをみれば、みんなかわいいよ。」私は、「コイツ、根っから美容師に向いているな。」そう思っていました。そんなT君が、脳梗塞で倒れて、3か月ほど入院。美容院も、閉店か!と、言う状態になりましたが、今は、一人で少人数のお客さんを無理なくやっています。後遺症は、視野が狭くなってしまったとのこと。何とか、美容院を続けているものの、疲れるので、昔より、仕事もできません。今では、生活費を抑えるために、実家に帰って、お母さんと二人暮らし。そして、バイクと車も乗らなくなってしまいました。心配でT君に会いに行くと、とても明るく元気です。「最初は、励まされるたびに、余計につらくなっていたよ。」「元気なみんなに、俺の気持ちなんかわからないって。」「でも、しょうがないよね。俺の身体だもん。やれるようにやっていくわ。」「おふくろと暮らすのも、親孝行かもね。」そう言って、アンティーク調の電動自転車に乗って見せると、「自転車も楽しいよ~。車と景色が違うんだ。」笑顔で走っていきました。「やっぱり、コイツすごいな。」と、私は嬉しい気持ちで、その姿を眺めていました。———————————–心の病になると、とてもつらすぎて、つい、“人生の被害者”に、なりがちです。「なんで、こんな目に合うんだろう。」そう思うのも当然かもしれません。T君も自分をみじめに考えれば、いくらでもできたと思うんですね。でも、そうしなかった。実家に帰る。→親孝行かも。車に乗れない。→自転車も楽しい。最悪の状態から、良いことを見つけて、気持ちを切り替えていく。これも、自分にストレスをかけないための、立派なテクニックなんですね。あなたも、つらい時、治療の実践が思うようにできない時。つい、捨て鉢になってしまう時は、ありませんか?そんな時は、嫌になってもいいんです。つらくなってもかまいません。そんな気持ちを吐き出してしまいましょう。ひとしきり出したら、ちょっと落ち着いてこのお話しを思い出してくださいね。大丈夫!あなたは、ちゃんと前に進んでいけますよ。応援しています。^^最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 友達が倒れました。