ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

休日に、中学時代の部活の
T先生が定年退職するので
みんなでお祝いをしました。

 私は、このT先生には
とても感謝しているんですね。

 なぜならば、とても情が深くて
とーっても厳しく指導して
くれたんですね。

 すぐにゲンコツが飛ぶタイプの
T先生でしたが、悪さをして
警察沙汰を起こした生徒には、

 助け舟を出してくれる、
そんな優しさを持っていました。

でも、練習は超スパルタで
倒れるまでやらせるほどの
厳しさだったんですね。

 ある日、みんなで

練習が厳しすぎると
文句を言いにいくと、

 「あーだこうだと、言う前に
思いっきり努力しておるんか?」

 「はい!」

 と、答えると、
思いっきり睨みつけながら、

 「この程度が、お前らの限界か?
本当にこれ以上やれんのだな?」

 シーン。

 あまりの迫力に何も言えなくなり、
スゴスゴと練習に戻るのでした。

 正直、心の底から、

憎く思ったこともありますが、

その厳しさと優しさで、

みんなが成長できたことは

言うまでもありません。

 そんな思い出話に
花を咲かせていると
T先生の登場です。

 「お前ら、バカみたいに
大勢集まりやがって!
思いっきり仕事しておるんか?!」

 相変わらずの迫力と大きな笑顔で
我々に喝を入れてくれるのでした。

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 なんでもそうだと思うのですが、
物事を習得するのには
絶対に努力は必要です。

まあ、慣れるまで、

頑張る力ですかね。

 スポーツも、勉強も、仕事も、
あるいは、認知行動療法も
そうかもしれません。

 思うように行かない時は、

 「練習の仕方が悪い」

 「先生の教え方が悪い」

など、自分以外に原因を
探してしまうのが
人間かもしれません。

また、そんな気持ちになる時、
本当は、自分がやっていないことに
不安なのかもしれません。

もちろん、
私もそうなる時も

あるんですね。

でも、そんな時にT先生に
教わったことを思い出して
自問自答しています。

 「あーだこうだと言う前に
自分は努力しているかな?」

 不安になるときや、停滞しているとき、
そんな時ほど、思いっきり努力して
いない自分に気がつくんですね。

 まずは、今、出来ることを

精一杯やってみる。

そんな大切なことを教えてくれた
T先生なのでした。

このお仕事は努力する、

というよりも生きがいで

やっている面が強いのですが

もっと、あなたに
役に立てるように、
努力を重ねていきますね。

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、

穏やかに過ごせますように!