ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、セッションを始めた、Uさん(27歳 女性)は、2年前仕事中に発症しました。それ以来、仕事や行き帰りの車の運転がだんだん苦痛になってきました。不安感と、動悸の発作が激しくなってきたんですね。それで、カウンセリングに申し込んでこられました。治療のために今まで、どんなことを実践してきたか、お尋ねすると、「仕事が忙しくて思うようにできないんですよ。」と、おっしゃるんですね。でも、大変努力されていることが伝わってきました。苦手なことに対して、実践を積み重ねているし、出来る範囲で、コツコツといろんなことをしていらっしゃいました。例えば、いつも帰りが遅いので、休日に体にいいお惣菜を作り置きしたり、朝も早いのに、公園で体操をしたり、寝る前にストレッチをしたり、小さなことでもコツコツ続けているんですね。「あまり大したことはできません。これなら、できるかなぁと思って続けてやっています。」私のクライアントさんで、小さな努力を続けられる方は必ず報われています。なぜ、Uさんのようなタイプの方が治るかというと、実践していることも然ることながら、”信じているから、”だと思うんですね。自分がしている治療も、自分がしている努力も、自分は治るという未来も、信じているから、コツコツ続けられる。でも、必ず不安になり、嫌になる時もあるはずなんですよね。そんな時に、弱気な自分を励まして、信じる努力をしているのだと思います。こう、お話するとUさんは、「え~、そんなすごいことじゃないですよ。」と、笑って謙遜しますが、「絶対に治したい」という、強い気持ちを感じたんですね。——————————治療の事例や効果があった方法をセッションでは、お伝えしています。でも、忙しくて全部実践することはできませんよね。そんなときこそ、やると決めたことをコツコツ継続するように心がけてほしいんですね。決めたことをコツコツやり続ける。望んだ生活が送れるようになる、自分を信じて。あなたも、不安な気持ちも信じる力で乗り越えて頑張っていきましょうね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 なかなか実践できない時に気をつけること