ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。先日、苦手な旅行にチャレンジ中のSさん(42歳 男性)から、連絡が来ました。「体調が悪くなってきたので予定を変更してもいいですか。」今回は念願の息子さんとの一泊二日の旅行です。でも、帰る前のバーベキューに向かう途中で体調が悪くなってきました。なので、どこかで軽食に変更しようとしています。「ここまで出来たので最後までやらないとダメですよね。」なんだか、今回のチャレンジは失敗だったと、いう感じで元気がありません。あなたなら、Tさんの実践をどう思いますか?失敗? 成功?私は、こう答えました。「ダメじゃありませんよ。無理はやめましょうね。」そう、それで十分大成功なんですね。今回の旅行では、Sさんが苦手なことにたくさん挑戦しているんです。車や、人ごみ、外泊。本当に頑張りました。そこで、ちょっと体調を崩したからバーベキューをやめておこうとしただけ。パニックじゃない人でも体調が悪ければ、予定変更しますよね?確かに、楽しみにしていたことにいけなくなると残念ですが、”今度行けばいいだけ”なんですね。逆に、次の楽しみが増えましたよね?^^それなのに、全部完璧にできないと他のうまくいっていることを全てなかったことのように思ってしまう。これって、とても残念な思考のクセなんですね。こう、Tさんにお話すると、「そうですね。すごく頑張ったし、楽しかった。ちょっとくらい変更してもいいですよね。」「バーベキューは、今度の連休に行ってきます。」と、元気に答えてくれたんですね。——————————-不安障害やパニックの方は、”どうしてもできなかったことに焦点を当ててしまいがち”なんですね。それは、少しもったいない考え方なんです。————————それよりも、できないことではなく、出来たことに焦点を当てる。————————そうすると、できていることがたくさんあることに気づくと思うんですね。あなたも、やってみてくださいね。きっと、今まで頑張ってきた自分を褒めたくなりますよ。最後まで、読んでいただきまして、
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パニック障害 完璧にできなかった時は、失敗ですか?