ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。クライアントのMさん(27歳 男性)がセッションの時に、昔を振り返ってこういったんですね。「幼稚園の給食の時に吐いた。みんなに笑われた。」「みんなは普通に食べているのに、、。恥ずかしくてたまらなかった。」それ以来、Mさんは、嘔吐恐怖になってしまいました。もしかしたら、あなたも、子供の頃の辛い経験に囚われてはいませんか?”いわゆるトラウマと言えるかもしれません。”これは、”悲劇的になる”思考の癖と、言います。わかりやすく言えば、自分の失敗と他人の成功を強調して考えてしまうんですね。自分の失敗のことをとても大きな、取り返しのつかない失敗だと思ってしまう、、、。他人の成功を、とてもすごく、自分にはできないと思ってしまう。Mさんの場合は、給食で吐いたことで、笑われたショックを引きずってしまい、—————————人は普通に食事ができるけど、自分は一生できない食べるのが怖い—————————と、思い込んでしまったんですね。考えてもみれば、子供の頃に吐いたことで一生普通に食事ができなくなることはないのですが、あまりに辛い体験だったので、つい、そう思ってしまう、、、。そんな経験がきっかけで、付いてしまうのが、思考の癖なんですね。そんな癖を治すには、—————————その考え方が適切かどうか、書き出してみる。———————————————————-思考の癖は、粘り強く治そうとすること。——————————-それで、改善されていきます。——————————-あなたは、つい悲劇的に考えてしまうことはありませんか?「もう治らないんじゃないか」「私だけには、効果がないんじゃないか」辛い時は、どうしてもそう考えがちです。それは、症状がさせていることであなたが、悪いわけではないんですね。悲劇的に考えてしまっても症状はよくなりませんし、あなたも辛いだけだと思います。なので、ぜひ書き出して客観的に見てみることをオススメいたします。少しでも、あなたの不安な気持ちが和らいで欲しいと心から思っています。一度、やってみてください。最後まで、読んでいただきまして、
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パニック障害 嘔吐恐怖 悲劇の主人公をやめる方法