ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。管理職のFさん(51歳 男性)は、人の前で話をする機会が多いのですが、以前、過呼吸になってから、人前でのスピーチができなくなってしまいました。仕事に影響があるので、早く治したいと必死なので、気持ちが焦るばかりなんですね。思いつめたような表情で、「私は、一生スピーチができない体質になってしまったのでしょうか?」と、相当落ち込んでいるんですね。気持ちはよくわかります。Fさんのように自分は○○が一生できないのだ、、と”不当に一般化してしまう。”あなたも、そんな心境になってしまう時は、ありませんか?これは、心が疲れてしまっている方の特徴なんですね。Fさんに、笑顔でお尋ねしました。「スピーチできない体質の人って世界に誰かいますか?」「いなければ、Fさんは世界に一人の難病になっちゃいますよねぇ。」Fさんは、恥ずかしそうに苦笑いをしていました。「Fさんが悪いわけではありませんよ。病気がさせていることですから。」「元々は、そんなふうに思う性格じゃないですもんね。」と、言うと、「治った人がいる。であれば、私にも治る可能性もありますよね。」本来の明るく元気なFさんらしい表情が戻ってきたんですね。——————————-自分が苦しい時、いつもは考えないような思考に陥ってしまうことがあります。つらい症状と闘っていると、元気なあなたを見失ってしまいがちなんですね。落ち込みすぎたりしても、その姿はあなたの本来の姿ではありません。—————————–病気がさせていること—————————–なんですね。なので、辛い時は泣いたり、落ち込んでもいいです。でも、それが本来の自分の姿だとは思わないこと。本来のあなたらしい笑顔が自分の中にある、ということだけは忘れずにいてくださいね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 世界に一人の難病の話