ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。あなたは、よくネットなどで、調べる方ですか?調べるだけ、調べたら、余計に心配になった、、、、、。そんなことは、ありませんか?クライアントのAさん(29歳 女性)は、セッションで、こうおっしゃいました。「ネットで、○○な症状の人がいるって知ったのですが、私もなるんでしょうか?」なんだか、心配そうなんですね。最近は、Aさんのような方が、とても多くサイバー心気症と、言います。サイバー心気症は、不安障害や、パニックの方は、よくなりがちなんですね。あらためて、○○症と、言われると、新たな病気になったように思われるかもしれませんが、私は、医師の診断名はあまりあてにならないと感じています。病気の原因として、脳の誤作動によるものが、多いわけですから、心の病、発症の基本メカニズムは、同じなわけです。でも、私は、気になるなら調べてもいいと、思っています。なぜならば、調べるなと言われても、余計に気になりませんか?それを我慢するほうが、余計に辛いと思うんです。それに、しつこく調べたってもいいんです。しつこい=執念深いというと、少しイメージが良くないかもしれませんが、執着心が、強くないと、物事は達成しないし、行動療法もやりきれませんよね。長所でもあるわけです。なので、どうか調べてしまう自分を責めたりしないでくださいね。では、どうすればいいかというと、”誤った執着心を減らすこと。”そのために、「情報というものへの理解を少し深めて、気持ちを楽にしませんか?」と、ご提案しています。まず、今は、誰でも情報を得やすい時代なので、逆に、”取捨選択すること”が、大切なんですね。よく考えてください。こんなにたくさんの情報は、どうして発信されているでしょうか。多くは、宣伝や、発信者が何かの意図を持って、発信しています。今は、ネットだけでなく、書籍ですら、自分をすごく見せるために発行しています。なので、”鵜呑みは禁物です。”それに、悪気はなくても、検証が浅いものを発信できてしまうんですね。ブログの治療日記なんかに多いですよね。検証は、たくさんの事例を見ておこなうものです。なので、ブログを書いた人が、悪いわけではなく、読み手が気を付けないといけないことなんです。なんとなく、画面や、本、テレビで見ると、本当のことのように感じてしまいませんか?なので、これは、病気関係なく、現代は、”情報の取捨選択”に、気をつけるべきなんです。(私の知り合いで、TVショップや、ネットで、つい物を買ってしまう人が結構います。^^;)なので、情報は、発信者と、確度をよく見極めて、自分のためになるように使う。これを、心がければ、調べてもいいと思いますよ。調べて、病気が心配になれば、きちんと検査をする。当てにならない情報なら、信じない。どちらとも、言えないなら、自分にメリットのあるように解釈する。不安にとらわれてしまったら、「これも、脳の誤作動で症状なんだわ。気にしない、気にしない。」こんな感じで、気持ちを切り替えることが、大切ですよ。心配ばかりしていると、疲れや、コリの原因にもなりますからね。これも、繰り返しのトレーニングとしてやってみてくださいね。最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 心配でつい、ネットで調べてしまう方へ