ライフコーチング”不安・パニック・恐怖症専門”カウンセラーの横井延昌

(よこいのぶまさ)です。

先日、 3回目のセッションを終えた
Hさん (39歳 女性)のお話です。

 

Hさんは緊張感のある場面が凄く苦手です。

 

なので、学校の行事など
緊張するところには、不安になっていけないんですね。

 

対人恐怖の強い広場恐怖は
共通している考え方の癖があります。

 

それは周りの期待に答えよう
と考えすぎてしまうんですね。

 

Hさんと、 お話をしていると、
元気で明るく人に対する気遣いも上手なんですね。

 

黙っていると
不安障害に悩んでいるなんて
わからないぐらいです。

 

そう見えない人が、対人恐怖に苦しんでいる
ことは珍しくありません。

 

いい人を無理に演じてしまう
傾向が非常に強いんですね。

 

そういうときは、

 

「どうして人と会うと緊張するんですか。」とか、

 

「無理に周りに合わせようとしていませんか。」とか、

 

そうやってクライアントさんの
思考のクセを紐解いていくんですね。

 

すると、

 

「そんなことまで気にする必要はないですよね。」

 

と、自分で自分を辛くしていることに
気づいていけるんですね。

 

そんな自分を縛り付けている
思考のクセを認識できると、

 

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自然に人と付き合っていける
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ようになっていけるんです。

 

そうなると症状が改善向かっていくんですね。

 

Hさんは、こうおっしゃいます。

 

「今までは、誘いを断ったりすると
何度も謝ってばかりでした。」

 

「自分の体調が悪くても、無理に明るく振る舞って、
勝手にヘトヘトになっていました。」

 

「最近は、はっきり断るように
したおかげで参加した時は心から楽しめるなりました。」

 

「すると、逆にお誘いが増えました。不思議なもんですね。」

 

人間というのは不思議なもので
言葉に出さなくても心を感じる力があるんですね。

 

なので、嫌なのにうまくあわせている
つもりでも相手に伝わってしまいます。

 

逆に、わがままに見える人でも
正直者は人に好かれるんですね。

 

あなたは、無理をして人に合わせてしまう方ですか。

 

人に合わせることの全てが悪いわけではないんですね。

 

時として、合わせてあげることは
人付き合いの基本です。

 

でも、合わせすぎて、
あなたが疲れてしまったら
もったいないんですね。

 

なので、あなたも
ちょっと対人関係に疲れてしまったら、
身体と心の声に耳を傾けてくださいね。

 

”本当は、どうしたいんだろう”って。

 

そうしたら、大切なことを
見つけられるかもしれませんよ。

 

小さいことだけど、とても大切なこと、
ちょっとずつ意識してみましょう^^

 

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

 

今日も、あなたの心が、
穏やかに過ごせますように!