ライフコーチング”不安・パニック・恐怖症専門”カウンセラーの横井延昌

(よこいのぶまさ)です。

先日、毎週セッションしている
Tさん(35歳 男性)が、
ご自分の気持ちを、こう話してくれました。

 

「もうずっと治らないんじゃないかと
絶望的な気持ちになってきます。」

 

Tさんは不安障害を患って3年、
以前は、スポーツマンで、
年中野球をしていたそうなんですね。

 

なのに、今は車の運転もままならない状態なので、

自己嫌悪のようです。

 

そんな時に私は、

 

「それは辛いでしょうけど、
自分を責める必要はないですよ。」

 

「今の状態は、病気がそうさせているんだから。

落ち込まなくてもいいですよね。」

 

「今のTさんは、本当の姿ではなく、
心と体を調整しているところです。
調整が終われば、元に戻りますよ。」

 

そのようにお話しましたら、
少しホッとしたような感じなんですね。

 

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このような気持ちで、症状に耐えている
クライアントさんはたくさんいらっしゃます。

 

これは、専門的には
”Overgeneralization 不当な一般化”
と、言います。

 

例えば、

自分は○○が”一生できない”のだと
思い込んでしまうんですね。

 

不安障害・パニック・恐怖症は不治の病でもなく、

「改善できる病気」です。

 

冷静に考えてみれば、
改善している人が多くいらっしゃるし、
そこまで深刻になる必要はないんですね。

 

だれでも、調子の悪い時は、気が滅入るものです。

 

今、不安障害と闘っているなら
落ち込んでも仕方がないと思います。

 

なので、マイナスの考えにとらわれて
しまっているときは、この、
不当な一般化の話を思い出してください。

 

そして、自分で自分に

 

”「もともとの自分はこうだったかな?」”

 

と、問いかけて欲しいんですね。

 

実は、これは立派な治療なんです。

 

常に自分の心に問いかけて望ましい
状態に修正していく習慣をつける。

 

小手先のテクニックなんかよりも
症状を改善させる素晴らしい方法なんですね。

 

なので、あなたにも
ぜひ、やってほしいんですね。

 

そして、習慣にして欲しいです。

 

この習慣が身につくと、
不安障害の卒業がグッと近づいてきますよ。

 

これからも良い習慣を身につけて
未来を変えていきましょうね。

 

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

 

今日も、あなたの心が、
穏やかに過ごせますように!