ライフコーチング”不安・恐怖症専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

今日は、クライアントさんから聞いた、
医師の行う、行動療法の事例についてです。

 

ちょっと専門的な話になっていますが、
ためになると思いますので、
ぜひ、読んでくださいね。

 

自宅でくつろいでいると、
スマホにMさん(32歳 女性)から
メールが来ました。

 

「買い物に行ってきましたが、
動悸がしたので、早めに帰ってきました。」

 

Mさんは、以前、精神科で
行動療法を受けていらっしゃいました。

 

でも、辛くて続かなかったらしいんですね。

 

このような場合に、
行動療法をやっているカウンセラーや医師は、

 

「ダメじゃないですか。もっと頑張らないと。」

 

と、こうおっしゃると思うんですね。

 

なぜならば、

”回避行動”になるから。
(苦手なことから逃げること)

 

行動療法は、
”症状に慣れる”ことが大切ですので、

 

”怖くても、苦手なことに
ドンドン挑戦して、”
(恐怖突入と、言います。)

 

”発作がしても耐えなさい。”

 

と、言う方針の方が多いようです。

 

確かに、基本としては、理解できるのですが、
私は、そんなことは言いません。

 

「できるだけ頑張ったんなら、
合格ですよ。よく頑張りましたね。」

 

こんなことを言うと、

 

「回避行動になるじゃないか。」
(逃げてばかりになるじゃないか)

 

そう思う行動療法の専門家が多いようです。

 

私は、”一時的な回避行動”ならば、
良いと思っています。

 

一回でできなくてもいいんですね。

 

ダメでも、もう一回挑戦すれば
いいだけなんです。

それでも、難しければ、

 

”難易度を下げる”

 

とか、やり方を変えればいいだけ。

 

それを繰り返せば、
最終的にできるようになるんです。

 

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そのほうが、成功率が高いです。
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回避行動させてはいけないと
こだわりすぎては、いけないと思います。

 

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私は、治療とはいえ、
あまりにも辛いことはやるべきでは
ないと思っています。

 

そうじゃないと、逆に
ふさぎこんでしまいかねません。

 

なので、あなたも、実践するときは、
気をつけて欲しいんですね。

 

私は、大切なのは、

 

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クライアントさんが、
勇気を出して歩んでいけるか
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ここに、こだわってセッションしています。

あなたの症状が改善していくためには
どうしたらいいか。

 

いつも自問自答しています。

 

あなたはどう思いますか?

 

よろしければ、
ご意見を聞かせてくださいね。^^

 

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

 

今日も、あなたの心が、
穏やかに過ごせますように!