ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

今日は、

クライアントのTさん(24歳女性)と

セッションの終わりに

雑談をしていた時のお話です。

Tさんは、

ご両親とお姉さんの4人家族で、

トイプードルを1匹飼っています。

犬は、

家族の中での序列を

しっかり理解すると言われています。

そのワンちゃんは、

Tさんにはあまりなつかず、

よく吠えられるそうです。

「なんだか、

私を見下している気がするんです」

「うるさいし怖いので無視していると、

逆に寄ってきて吠えるんですよね」

ワンちゃんを飼ったことのある方なら、

なんとなく想像がつくかもしれませんね。

そこで私は、Tさんにこう言いました。

「これって、

パニック障害と

よく似ているんですよ」

するとTさんは、

「え? どういうことですか?」

と不思議そうな表情をされました。

あなたも、

「どこが似ているの?」

と思いましたか?

実はTさん、

子どもの頃に犬に噛まれた経験があり、

もともと犬が苦手でした。

そのため、

今のワンちゃんを飼う時も

反対していたそうです。

ですが、家族から

「犬に慣れるチャンスだよ」

と言われ、飼うことになりました。

Tさんの中には、

無意識のうちに

・怖い

・噛まれるかもしれない

・近づかない方がいい

という恐怖や警戒心が

常にあったのです。

ワンちゃんは、

その「構え」を敏感に察知します。

だから、

なつかないし、

気になって近づき、

吠えてしまう。

ここまで聞いて、

少しパニック障害に

似ていると思いませんか?

私はTさんに、

こんなふうにお伝えしました。

「犬は怖い、という思い込みを少し緩めて、

必要以上に警戒するのをやめたら、

関係が変わるかもしれませんよ」

するとTさんは、

「確かに、そうかもしれませんね」

と、少し照れたように笑っていました。

パニック障害も同じです。

予期不安や

「また発作が起きたらどうしよう」

という考えで構えてしまうと、

脳に負荷がかかり、

誤作動が起きやすくなります。

その結果、

症状を自分で

引き起こしてしまうこともあるのです。

パニック症状はとても怖いので、

「そんな簡単じゃない」と

感じるかもしれません。

それでも、

メカニズムを理解し、

思い込みを少しずつ外し、

小さな行動を重ねていくことで、

恐怖は確実に緩んでいきます。

今できることを、精一杯。

無理をせず、

コツコツ進んでいきましょう。

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

今日も、

あなたの心が穏やかに

過ごせますように。