ライフコーチング”不安・恐怖症専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

定期的にやっているカウンセラーの
ミーティングで面白い事例が
ありましたので紹介しますね。
 それは、認知行動療法(というカウンセリングの手法です)で、
歩けなかった子供が歩ける様になった
話なんですね。
 クライアントさんは、C君(12歳 男子)
怪我をしてから、ずっと車椅子の
生活でした。
 でも、怪我はちゃんと治っていますので
医者もご両親も困り果てて
いたんですね。
 そんな時にある方の紹介で
セッションを受けにこられました。
 普通に考えると、ケガと認知行動療法は
関係ないように思います。
 でも、よく話を聞いてみると
大きく関係していることが
わかったんですね。
 非常に教育熱心で勉強しろと
怒ってばかりいた
Cくんのご両親。
 親の不注意から交通事故に
合わせてしまいC君は
足を複雑骨折しました。
 その罪の意識から、
お父さんとお母さんが
すごく優しくなったんですね。
 自分の不注意で
大事な息子を怪我させて
しまったことを悔やんでいました。
 そしてC君は怪我をすることで
初めて優しくしてもらって
心の安らぎを覚えたんですね。
 そして潜在意識で、歩くことより、
厳しく勉強しろと言われたくないので
心の安らぎを選んでしまったんですね。
 だから、歩こうとしても
足が竦んでしまったんです。
 なので、その辺の認知(考え)を解いていき
Cくんに気づきを促して、両親に
本当の気持ちを話してもらいました。
 怪我をしてから、優しくしてくれたことに
お礼をいい、嬉しかったことを伝えました。
 これからも僕なりに頑張っていくので
今まで通り優しく接してほしい。
 昔みたいに、あまり怒らないでほしいと
本音を話しました。
 そしたらご両親が
わかってくれたんですね。
 安心して歩く練習を始めたC君。
 少し練習しただけで、
すぐに普通に歩けるように
なったんですね。
 大人よりも、子供は素直なので
悪い方にも出やすいですが、
よくなるのも早いです。
 このような興味深い事例を知る度に
認知行動療法の可能性と言うのは
とても大きいと感じるんですね。
 私は、そんな認知行動療法と人間の
大きな可能性に夢を膨らましながら
毎日一生懸命セッションしています。
 あなたも、自分の可能性を
信じて症状を改善していきましょうね。
最後まで、
読んでいただきまして、
ありがとうございました。
今日も、あなたの心が、
穏やかに過ごせますように!