ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。人は問題に直面した時、クヨクヨしてしまうものです。あなたも、そんな時ってありませんか?もちろん、私もクヨクヨしてしまう時ってあるんですね。そんな方にこうお尋ねすることがあります。「クヨクヨしていたいんですか?」でも、たいていの方は、「そんなわけないじゃないですか!」と、おっしゃいます。でも、クヨクヨするのは、自分の選択です。今日は、“自分の感情は、自分の自由意思で決めている“そんな、お話しです。Kさん(77歳 女性)は、末期の大腸がんで手術をしました。無事、終わったのですが、今度は転移を防ぐための抗がん剤治療です。髪が抜け、爪が黒くなるとても体に負担がかかる治療です。Kさんは、「こんなのやりたくない!」と、言って拒否してしまいました。医師は、「でも、これをやらないと癌の転移の確率が上がってしまいますよ。」と、言いました。確率は、60%の確率で癌が再発するそうなんですね。そしたらKさんは、「じゃあ、40%は再発しないんでしょ。じゃあ、それでいいです。」とうとう抗がん剤治療を止めてしまいました。いつも、こう言っていました。「どうなるかわからないけど、クヨクヨ心配している時間がもったいない。」「また癌になったら、その時考えればいいんじゃない。」4年以上、再発しなければ、大丈夫と言われていましたが、今年で7年目を迎えます。「さっさと、旅立ってもよかったけど、まだ、生きろって言うことかね。」あっけらかんと、笑っています。あなたは、この話をどう思いますか?Kさんは、クヨクヨすることも、明るく暮らすことも、どちらの選択も可能だったわけです。がん転移の結果は、どちらだったから、こうなったとは言えないと思うんですね。ならば、その間、悩まないで生きたほうが、得だと思いませんか?「でも、クヨクヨしちゃうんです。」それは、あなたの選択です。いきなり、100%クヨクヨしないようにすることは、難しくても、クヨクヨしないように努めることは出来るのではないでしょうか?あなたも、感情に振り回されないで、あなたの、本当の心に素直でいてほしいと思います。追伸実は、このお話し、私の母の話なんですね。私の母は、スーパーお嬢様で、感受性が高く、世間とは馴染めずに、苦労していました。でも、ここ一番の時には、変に度胸が据わっています。私は、母に似ているといわれます。^^
最後まで、読んでいただきまして、
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不安・パニック障害 クヨクヨする人は、好きでしている?