ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。あなたのご家族は、パニック障害について理解がありますか?とても優しく助けてくれますか?だとしたら、とても素晴らしいことですね。でも、それでは治療にとって良くない場合もあるんです。今日はそんなお話です。——————————先週の休日、妻と知人のKさん夫妻を訪ねた時のことでした。Kさんは、仕事を通じて知り合った方で奥様がパニック障害なんですね。なので、私が定期的にお邪魔して様子を見ているのですが、、、、。一向によくなりません。なぜならば、治療につながる行動をしないから。では、どうして行動しないかというと、—————————–治すための行動をする必要性を感じていないからです。—————————–でも、K夫妻に聞けば、「治したい」って言うんですね。でも、何も行動しない。Kさんは、資産家なので不労所得で、生活しています。時間もお金もたくさんあるので、Kさんが奥さんのことをなんでもしてあげるんですね。それは、とても結構なことだと思います。でも、それがずっと続けばいいのですが、ご主人の方がずっと年上ですので、何かあった時のために、奥さんは自立していたほうがいいと思うんですね。もちろんそれは、Kさん夫妻が決めることですが、本当に治したいと言うならば、————————-本気で治すと覚悟を決めること————————-から、しないと始まりません。厳しいようですが、Kさん夫妻は今が居心地がいいのだと思います。奥さんも生活に支障はきたしていないし、ご主人は世話をして満足している。それ自体は、仲のいいご夫婦でいいと思うのですが、症状は改善していかないんですね。治すかどうかは、Kさん夫妻の決めること。治すと本気で決めた時には、何かお手伝いができれば、いいと心の底から思うんですね。———————————Kさん夫妻だけではなく、セッションをされている方の中でも、本気で治したいかどうかの、温度差を感じることはあるんですね。今、本気じゃない人はダメだと、言っているわけではありませんよ。諦めきれずにダメ元ですがるような思い、最初は疑心暗鬼でも構わないんですね。むしろ、そんな人の方が本気出した時のパワーはすごいです。なので、今は藁にもすがる気持ちでも、自分のことを信じられなくても、いいんですね。———————でも、諦めることだけはしないで欲しいです。———————そして、パニック障害を治すと、本気で決めることの大切さを忘れないで欲しいんですね。あなたも、不安になるときや自分が治ることが信じられないときもあるかもしれません。そんなときは、くれぐれも自分を信じてくださいね。私は、いつでもあなたのことを応援していますよ。最後まで、読んでいただきまして、
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パニック障害 あなたのご家族は親切ですか?