ライフコーチング”不安障害専門”カウンセラーの横井延昌（よこいのぶまさ）です。

先日、初めてセッションを受けられた
Kさん（29歳　女性）が、このようなことを
聞いてこられました。

「私の人のことを気にしすぎる性格は、
トラウマが影響していると
思うんですよ。」

このように、とてもトラウマについて
気にしていらっしゃるんですね。

いつも、初回のセッションの前に、
アンケートフォームに聞きたいことなどを
記入していただくようにしています。

目を通すと、トラウマについて
聞きたいという方が、
結構、いらっしゃいます。

トラウマについては、幼少期に
親から受けた経験が心的外傷に
なっていると気にしているようです。

そんなクライアントさんは、

————————————
自分も、親も憎んで、責めている
————————————

印象を受けるんですね。

 簡単に言うと、
”トラウマを自分に与えた親を恨み、
人に同じようなことをする自分を恨む”

 親にされて嫌だったことを
子供にしてしまう人は、
特に自己嫌悪が強いようです。

では、どのようなアドバイスを
しているかというと、

 ———————————-
誰も恨む必要はありませんよ
———————————-

 と、お伝えしています。

 ”子供に辛く当たる自分を恨むことも”

 ”そんな風にした親を恨むことも”

 ”親を恨んでしまう自分を恨むことも”

 全て必要ないんですね。

 人のせいにすることは出来ません、
でも、自分を責める必要もありません。

事実の認識として親にされて
良くなかったことは、良くなかったと
理解しなければいけないと思うんですね。

でも、親を恨んでいいということは
ないんです。

恨んでも何も始まりません。

恨んでも、結局乗り越えなければ
いけないのは自分ですから。

 それは神様が決めたことなんですね。

 パニック障害の治療でも
”マイナスの感情にとらわれている”
ことは、百害あって一利なしです。

 結局乗り越えなければ
いけないのは自分です。

 というより、

自分こそが乗り越えられる
のではないでしょうか。

 そう思うと、

勇気が湧いてきませんか？

あなたも、今悩んでいることが
あっても、”自分こそが乗り越えられる”
と、思うようにしてみませんか？

どんなに大変なことでも
少しずつならできる、

 私はそう思っています。

最後まで、
読んでいただきまして、
ありがとうございました。

今日も、あなたの心が、
穏やかに過ごせますように！