ライフコーチング”不安・恐怖症専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

あなたは、病気を卒業する時って
どんな状態だと思いますか?

 

今日は、そんなお話です。

 

卒業といっても、いろいろなんですよね。^^

 

では、よろしくお願いいたします。

 

先日、初回のセッションの終わりに、
Uさん(42歳 女性)が、こうおっしゃいました。

 

「早く病気を治したいんです。消し去りたいんです!」

 

なるほど、とても気持ちはわかります。

 

でも、そこで覚えておいて欲しいのは、

 

”完治と寛解”という言葉です。

 


完治は、
病気やケガが完全に治ること。
——————————-

 


寛解は、
症状が静止した状態。
(後に症状を残さない完全寛解。)
——————————-

 

と、いう意味なんですね。

 

私は、”完治にこだわらずに、
寛解を目指すべき”だと、思います。

 

なぜならば、完治にこだわりすぎると
神経質になり、少し症状が出ただけで
不安になることが多いんですね。

 

なので、Uさんのように、

 

「キレイに消し去りたい。」

 

と、こだわりすぎると、ちょっとしたことでも、
不安になってしまいやすいんです。

 

それでは、自分で症状を
出やすくしているようなものなんですね。

 

不思議なもので、

 

「キレイに消し去りたい。」

 

と、思って”神経質”になると、不安になって出やすい。

 

「症状が出てもいいわ、なんとかなるから大丈夫!」

 

と、おおらかに考えていると、
逆に出にくいものなんですね。

 

完治に対して神経質になるよりも、
上手に症状と付きあっていくこと。

 

病気とと共存する考えも、
ありなのではないかと思うんですね。

 

あなたは、この考え方について
どう思われますか?

 

「こんな辛い病気とは共存したくないわ。」

 

正直、そう思うでしょう。

 

でも逆に、

「完璧に治さなくても大丈夫なんだ。」

 

と、考えたら

病気の卒業が近づいたと思いません?

 

たくさんの方が、既に寛解で
幸せに暮らしていらっしゃいます。

 

あなたも、完璧にこだわらず
楽な気持ちで症状と向き合って見ませんか。

 

少し気持ちが楽になるかもしれませんよ。

 

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

 

今日も、あなたの心が、
穏やかに過ごせますように!